#20 懐かしく ページ20
え、待って……
「ん?」
あのさ……
私にそんな長文言えると思う!?
ただでさえろくに喋れないから言霊で念話してるのにさ…
…ねえ、そこんとこどう思う?
「うーん…僕が出すって言いたいとこだけど………あ、そうだ。じゃあこうしよう!」
クロトはこんなことを言い出した。
「僕がAを少し成長させて、普通に話せる位の齢にする!!」
え、出来んの!?そんな事…
「…まぁ、ね。(…でも、Aにしかしないよ。)」
そっか。やっぱ凄いね。クロトは…ボクとは違って……
〈ああ!!駄目駄目!もっと自信もって!Aは僕の____なんだから〉
ポンポン
……ありがと。
(ああーほんっと可愛い過ぎる)
頭をポンポンしたクロト。
……ちなみに"そっか。やっぱ凄いね。"から、クロトとAだけの念話となっているので、ヒプマイキャラ、ポケモン達には聞こえていない。
「あ、で、本題ね。……A今から魔法をかけるから、目、つむって?あ、君達は……一度、僕のつくった部屋に移動してもらうよ。」
…ん。
「はぁ!?んで手前ぇの言うことなんざ聞かなくちゃ──────────」
左馬刻が、…いや皆の気配が消えた。
多分クロトの言ってた部屋に移動させられたんだろう。
クロトがこっちに歩み寄って来てる気配がする。
あ、私の前で止まった。
え、待って何何何…
え?え?え?え?え?
あれ、なんか暖かい。
あ〜なんか…成長してんのかな?
体が変な感じ……
って!クロト、なにし、て…
刹那──────────
「ごめんね…今まで、なんにもしてあげられなくて。僕はAの_____なのにね……」
え、
「大好きだよ。A。____。──────────」
ほんの数秒の出来事だったが、私にはそれが、ものすごく懐かしく感じた。
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錨絡(プロフ) - レズアさん» よっしゃ任せといてください!現在進行形で剣の冠の雪原やってます…!頑張ってください! (2020年11月7日 22時) (レス) id: b3cb4375d4 (このIDを非表示/違反報告)
レズア(プロフ) - 錨絡さん» ほ!気づいてくださいましたか!自分グリムノーツ大好きなんですよ!!楽しかったですよね!これからも少しずつグリムノーツの要素を入れるので暇な時にでも読んでくださると嬉しいです。 (2020年11月7日 20時) (レス) id: 16ff9919d9 (このIDを非表示/違反報告)
錨絡(プロフ) - もしや…グリムノーツの想区ですか…!!あのゲーム、たのしかったですよね…! (2020年11月7日 16時) (レス) id: b3cb4375d4 (このIDを非表示/違反報告)
レズア(プロフ) - ひすいさん» 読んで下さりありがとうこざいます。もし宜しければ、こちらの作品をご贔屓に。ひすいさんも、これから頑張ってください! (2020年8月22日 17時) (レス) id: 16ff9919d9 (このIDを非表示/違反報告)
ひすい(プロフ) - 読み終わりました!ありがとうございました! (2020年8月22日 12時) (レス) id: 13e26514b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:灰かぶり | 作成日時:2020年4月18日 12時