愛が1こ ページ2
主人公side
突然だが私は休日が好きだ。特に用事も無いし、学校も無いからゆっくり出来るのが理由。
『んぅ、今、何時…』
あ、もう1時半…
休日はお昼まで寝るタイプの人だから、こんなのいつものこと。
『んー、まだ寝てたい…』
ｶﾞﾁｬ
「まだ寝てるのかよ、さっさと起きろ。」
この声…
『三郎…』
三郎「なんだよ、俺じゃダメなのか？」
ちょっとムスッとした顔で言うけど、全然怖くない。むしろ可愛い。
『…別に。』
あ、言い方キツかったかな。
三郎「…そうかよ。」
…なんか、
『じろ兄みたい。』
三郎「は、はぁ？俺をあんな低脳と一緒にするな。」
なんて言うけれど、ほんとはじろ兄のこと大好きなんだよね。
三郎「と、とにかく！さっさと起きてリビングに来いよ！」
『はーい。』
ｶﾞﾁｬ、ﾊﾞﾀﾝｯ
行った、？
『…はぁ。』
ﾎﾞﾌｯ
なんで、なんで三郎は、
『私のお兄ちゃんなの…ﾎﾞｿｯ』
どうせなら赤の他人が良かった、…なんてね。
·
·
·
ｶﾞﾁｬ
「おー、やっと起きてきたか。」
「俺より遅いとかヤベぇぞお前。」
三郎「ほんとだよ、二郎より頭いいんだからもっと早く起きれるはずなのに。」
二郎「あ"ぁ？んだと、三郎！！」
また喧嘩…
『うるさ…』
「おいお前ら、喧嘩ばっかすんじゃねぇ！Aも、もっと早く起きろ、な？」
二郎「ごめん、兄ちゃん…」
三郎「ごめんなさい、いち兄…」
『ん、分かった。』
休日だし、別に良くないか？と思ったが、まぁいい。
一郎「よし、食うぞ。」
今日はチャーハンだ！、そう言ってテーブルに置くいち兄。
いや、確かこの前のお昼もチャーハンだった気がする…
『美味しそう…』
まぁでも、美味しいからいいけど。
それからお昼ご飯のチャーハンを食べ、皿洗いをして自室に戻る。
ｸﾞｲｯ
『うわっ、なに、』
びっくりした…誰だよ…って、
『三郎…？』
なんで三郎が私の腕を掴んで、私の体を壁に押し付けてるんだ…？
三郎「…っ、ごめん。」
『え、なんで謝ってんの…んっ』
すると、三郎は突然謝って私にキスをしてきた。
え、キス…？は、？
『ｯ!』
咄嗟に三郎から離れた私は、多分顔が真っ赤だと思う。
『な、んで…』
三郎「っ、」
え、は、なんで逃げるの？！
『は…？』
去り際に私の耳元で、
三郎「夜、俺の部屋来て。」
なんて。
『行ける訳、ないでしょ…？』
三郎、私はあなたが分からないよ…
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Rion(プロフ) - 続きが気になります！！！ (2021年3月19日 19時) (
レス) id: 509eabb025 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる - もしかしたら同い年かと…同い年でこんなおもしろいの書けるってすごいですね！これからも楽しみにしてます！ (2020年4月29日 15時) (レス) id: 0a456539a3 (このIDを非表示/違反報告)
げんちゃろ推しのポ女 - かっちゃんさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりました。。楽しみにしていただけているなんて、、すごく嬉しいです！！！更新頑張ります！！！ (2020年3月15日 22時) (レス) id: 24006cdbd2 (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - (っ'ヮ'c)ｳｯﾋｮｫｫｫｫｵ…続きがたのすぃみ…更新たのすぃみにしてもす (2020年3月11日 18時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)
げんちゃろ推しのポ女 - ひつじさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！！！ (2020年3月4日 17時) (レス) id: feab841105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げんちゃろ推しのポ女 | 作成日時：2020年2月23日 2時
