【ヒプマイ】一人より三人で【短編集】 (ページ8)

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さて、ここまで私の日常の話を綴ってきたけれど、一度文面にしてしまえばあっさりと終わってしまうものだ。少し寂しくもあるが仕方のないことだろう＿＿＿＿。

さて、結局私が何を伝えたいのかということだが....。
先述した2つのケースの二人に共通していることとは何か...そう、純粋さ、誠実さ、素直さ。
それらはきっと私の中からはとっくに消えてなくなってしまったものだと思うのだ。

私が周りの人間や景色に学んだように＿＿＿＿今日くらいは、自分に嘘をつかずに生きてみてはいかがだろうか。
そうすればきっと、自分の知らない新しい世界が見えてくるはずだから。

この私の物語に題をつけるとするなら、

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『おーい幻太郎っ！遊びに来たよーっ☆』
『今日こそは一緒に一緒に賭場行こうぜー！』

「まあ、もうですか。早いですねぇ......。執筆中でしたのに。
もうすぐ出来上がるところだったのですが....残念ですねえ」

『えっそーなの？乱数反省ー...』
『なんか悪いな...』

「くすくす、嘘ですよ」

『えー！？』
『ったく、なんなんだよ～！』

「『夢幻の遠景』.....」

『『え、何て？』』

「いえ、何でもありませんよ。行きましょう」

『なんか幻太郎機嫌いいね』
『どうしたんだろーなぁ？』

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夢幻の遠景。
『絶景』ほか短編集9題。
○○出版より、定価×××円。
著者、夢野幻太郎。

発売日は未定。

【END】