summer song . (ページ6)

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「はぁ～～」

昨日、受け入れてしまったことを思い
ついついため息をこぼしながら
洗いものを進める。

北斗「なに？幸せ逃げるよ？」

学部は違うけど同じ大学、同じ学年、同じバイト先の松村北斗くん。大学に入って、唯一の男友達。

昨日あったことを、全部話した。

北斗「ふ～ん。いいじゃん。やってみれば」

「北斗くんまで…」

北斗「自分を変えれるチャンスかもしれないし、何か得ようと思ってやってみれば、得られるものがあるんじゃない？捉え方次第では、悪い話じゃないと思うけど」

「なるほどね…」

いつも冷静で大人な北斗くんの意見に
ハッとされされることも多い私。

北斗「出会いもあるかもよ？？」

「でも、付き合ってはいけない3Bってあるじゃん？」

北斗「なにそれ？」

「美容師、バンドマン、バーテンダー」

北斗「なんだそれ(笑)でも、悪い男にはひっかからないように気をつけて。なんか男運なさそうだし。」

「し、失礼な！」

確かに、男運はないほうかもしれない

いや、男運というより恋愛運がないというか

私が好きになった人は必ず
私の仲のいい友達のことが好きというジンクスがある。

それもあり、恋愛なんてご無沙汰で

好きってなんだっけ？と思うこともあるくらいの重症患者になりつつある。

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