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水着を着てみたものの、、
恥ずかしすぎて無理。
でも、恥ずかしいなんて言えなくて
寒い！なんて変な理由をつけてタオルを巻いた
パラソルの下で、みんなの楽しそうな姿を見てると、隣に座る顕嵐くん。
顕嵐 「なんでタオル巻いてんの？」
「さ、寒いから！」
顕嵐 「こんなに、気温高いのに？」
とクスクス笑う。
顕嵐 「ほんとは、恥ずかしいんでしょ〜」
「ち、ちがうから！」
顕嵐 「ね、A」
いきなり呼び捨てにされて
顕嵐くんの顔を見ると
どんどん近づいてくる彼の綺麗な顔
唇が触れそうになった手前で
体に巻いてたバスタオルを奪われた。
顕嵐 「ほら、油断してた〜」
意地悪く笑う。
「返して…！！」
と伸ばした手を掴まれ
顕嵐 「水着、似合ってる。かわいいじゃん」
この人は無意識でこんなことをしてるの？
ほんとにずるいなぁと思う。
長妻 「わ！！Aちゃん先輩、めっちゃいいっすね！かわいい！」
「あ、ありがとう」
長妻 「ほら！いきましょ！！！」
そう言って、強引に海に連れ込まれる。
あ、萩谷くんと遥ちゃんいい感じじゃん…
バシャ…と水をかけられる。犯人は長妻くんで。
「や、やったなぁ！！」
と、夢中で遊んでいたものの、、、
彼はスタミナお化けで
私は、水の中っていうのもあってすぐヘロヘロに。
「ちょっと休んできます…」
安井 「お、お疲れ…(笑)」
心配かけないよう、安井先輩にだけ伝えて
少し離れた、海の家のようなところで少し休憩する。
なんだか懐かしい気持ち。
だれもいない静かな空間に瞼が重くなってきた。
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作者名：きい | 作成日時：2017年7月16日 23時
