ホグワーツ生の君【ﾊﾘﾎﾟﾀ短編集】 (ページ15)

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最高の日＿Draco Malfoy ページ15

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プレゼントはなにがいいか。

そんなことを一ヶ月ぐらい前から考え続けて、今日に至る。

というか今日がドラコの誕生日である……。ってことに今気づいた。

「ドラコにプレゼントいつあげる？」

パンジーが朝の寮部屋で、私に質問してきた。
制服に着替えながら私は答える。

「……それが、まだなにも買ってなくて」

私がそう言うなり、食い気味で驚き、

「Aそれでもドラコと付き合ってるのよね！？」

なんて、余計なことを言ってきた。

「育毛剤でもあげようかな」

私が冗談のつもりでいったその言葉も、パンジーには通用しない。

「何呑気なこといってんの！」

パンジー、朝からうるさいなあ。

って、私はどんだけ呑気なんだ。

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Draco side

今日は僕の誕生日だ。

正直なところ、Aにさえ貰えればあとは別にいらない。

これから貰えるであろうAからのプレゼント。どんなものをくれるんだろうか。

自然と緩くなる口元を押さえて、寮部屋を出た。

談話室には既にAとパンジーがいて、僕を待っていた。

「おはようドラコ」

「あぁ」

あいさつだけして僕らは大広間へと向かった。

向かっている途中、パンジーとAがひそひそ話をしている。

僕は聞いてないふりをして、コッソリ聞き耳立てた。

「……ねぇA、ドラコへとプレゼントどうすんのよ」

「パンジーどうしよう。私すっかり忘れてた」

「もぉ〜……」

「ドラコ怒るかな……」

え！？え！？

A僕の誕生日忘れてたのか……。

「っおい！Aなに忘れてんだよ」

「えっ、聞こえてた……？」

恐る恐るAは聞いた。

「まあ、Aらしいから許す。別にものが欲しいわけじゃないし」

「ドラコ〜！ほんとドラコ好きになってよかった」

そう言ってAは僕に抱きつく。

可愛くて、可愛くてたまらない。

抱きつかれただけで今日が最高の日になっちゃう僕もほんとにAのことが大好きだ。

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ドラコハッピーバースデー！って、夢主完全ドラコなめてますね笑笑