【第43話】第三補佐官誕生 ページ45
鬼灯)「Aさんは峰打で亡者を倒しました。しかも、あの凶暴なことで有名な貞子を一瞬で。まさに獄卒に向いています！」
閻魔)「なるほどね〜」
先の事を考えずに飛び出してしまった私だけれども、結果的に鬼灯様や獄卒の方達の役に立てたようなのでホッとした。
閻魔)「うーん…何処の地獄がいいのかな？」
鬼灯)「そうですねぇ…」
閻魔)「あ、そうだ！ワシの第三補佐官なんてどう？」
A・鬼)「！！」
だ、第三補佐官…？
A)「そんな…！無理です！重要な役目を負うなんて…」
確かに役に立ちたいとは思っていたけれども、未熟な私が第三補佐官のポジションに収まるのは些か無理難題では無いだろうか…？
あたふためく私を「大丈夫大丈夫」と朗らかに宥めてくる閻魔様。一体彼は、何故私を第三補佐官に任命して来たのだろう？
閻魔)「実はね、ワシの補佐官って5人いるんだよねぇ。第一補佐官の鬼灯君に、第二補佐官の麻殻君。この2人はずーっとやってくれてるんだけど、第三補佐官から第五補佐官は人員の入れ替わりが激しくてねぇ。丁度第三補佐官に空きがあるから、Aちゃんにぴったりだと思ってさ」
鬼灯)「確かに。第三補佐官は基本私の補佐をするのが仕事ですし、ぴったりかもしれませんね。私の監視下に置けますから、危ない事があっても直ぐに駆けつけることが出来ます」
A)「な、なるほど……」
お二人が言わんとする事は分かった。要約すると、鬼灯様の監視下に置ける+補佐の仕事ということなので、第三補佐官の仕事内容は私にも鬼灯様にも、勿論閻魔様にもマイナス点が無いということだ。けれども、第三補佐官とは言えどもやはり重役であることに変わりはない。こんなぽっと出の私が……未熟な私がなっても良いものだろうか？
閻魔)「気を張らなくても大丈夫だよ！鬼灯君がついてるし。第三補佐官は、第一補佐官とワシを補佐するだけだからさ。鬼灯君も、君が第三補佐官になったら、少しは楽になると思うんだ」
そうだ、出会った当初から鬼灯様はとても忙しそうだった。少しでも彼の重荷を減らしてあげたい、休ませてあげたい。
閻魔様の言葉を聞き、私は深く息を吸い込んだ。
A)「第三補佐官のお仕事、是非やらせて下さい」
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ゆず(プロフ) - すみません！3シリーズを見たいのですがパスワードを知りませんので教えていただけないでしょうか？ (11月9日 11時) (
レス) id: f05f2119f4 (このIDを非表示/違反報告)
あいもん - 続きが気になりすぎて寝れません。パスワード教えてもらえますか。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 8700edf818 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 琴魅さん» ありがとうございます！頑張りますね^ ^ (2015年7月24日 6時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
琴魅 - 楽しみにしています！ (2015年7月24日 0時) (レス) id: e94cb77da7 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 案をありがとうございます！OKです。本編が少し落ち着いたら、番外編を書かせていただきます^ ^ (2015年7月23日 23時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sky☆ | 作成日時：2015年3月7日 8時
