【第38話】口にした言葉 ページ40
私をベッドに運んだ、という一通りの説明をし終わった鬼灯様は、何故かほんのりと頬を朱に染めて目を逸らしていた。
A)「鬼灯、様？どうされました？」
鬼灯)「あ、いえ、何でもありませんよ。そう、何でもありません」
私に向かって……というよりも、寧ろ自分自身に言い聞かせるように前途の台詞を言う鬼灯様。何かあったのだろうか？というか、私が何かしてしまったのだろうか…？
私の視線を感じたのか、鬼灯はﾊｯと我に返ると1つ、咳払いをしてから「ところで…」と切り出した。
鬼灯)「落ち着きましたか？」
A「え？…あ、」
どうやら昨晩の泣き声を聞かれていたようだ。良い歳をした大人(否、まだ子供だけれど)が故郷を思って泣く……それ自体は構わないと思うが、それを聞かれていたと思うと、恥ずかしさで再度頬が火照ってしまいそうだ。慌ててその恥ずかしさをかき消しつつ、鬼灯様の言葉に私はｺｸﾘと頷いてみせた。
A)「は、はい、大分落ち着きました。すみません、ご迷惑をおかけしてしまって…」
鬼灯)「いえ、迷惑ではありませんよ。寧ろ……」
鬼灯様は最後の方に何か口にしたが、小さい声だった為聞こえなかった。「何と言ったのだろう？」と首を傾げたが、当の鬼灯様は「気にしないで下さい」と言ってきた為追及するのは辞めることにした。
鬼灯)(＿＿＿“寧ろ良い時間を過ごすことが出来ました”)
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ゆず(プロフ) - すみません！3シリーズを見たいのですがパスワードを知りませんので教えていただけないでしょうか？ (11月9日 11時) (
レス) id: f05f2119f4 (このIDを非表示/違反報告)
あいもん - 続きが気になりすぎて寝れません。パスワード教えてもらえますか。 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 8700edf818 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 琴魅さん» ありがとうございます！頑張りますね^ ^ (2015年7月24日 6時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
琴魅 - 楽しみにしています！ (2015年7月24日 0時) (レス) id: e94cb77da7 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 案をありがとうございます！OKです。本編が少し落ち着いたら、番外編を書かせていただきます^ ^ (2015年7月23日 23時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sky☆ | 作成日時：2015年3月7日 8時
