転生したら弱井トト子になっていた件について【おそ松さん】

【第6話】六つ子と対面しました ページ7

わぁわぁ、と騒がしい入園式を終えた私は、他のクラスメイト達とその父兄と共に教室へ案内された。それは無論、あの六つ子も一緒で……


「わー、ひろいなー！」
「おれいちばんのりー！」


等など、まさにわんぱくな子供と言う称号が相応しいくらい走り回っていた。先生と松代さんが慌てて彼らを回収していたが、これはこの先苦労しそうだ……。

自分と同じ空間できゃっきゃっとはしゃぐ六つ子を見て、私は密かに白目をむいていたのだった。






この「赤塚幼稚園」には、松組と竹組、そして梅組がある。私と六つ子は松組だ。そして幼稚園は3年間ずっと同じクラスらしい。つまり、

＿＿私は六つ子と3年間同じ松組で過ごすということだ。いや嬉しいよ？嬉しいけども！！！心臓持つか心配だし問題児な六つ子と同じ空間で3年間、しかも毎日過ごすとか無理ゲーでしか無い！！よし、ここは関わりをあまり持たないように極力彼らを避けるようにしようそうしy……



「きみ、かわいいね！名前なーに？」
「かわいー！」


oh.....早速六つ子にわらわらと囲まれてしまった。仕方ない、ここは名乗るしかないな。



「わたし、よわいA。よろしくね！」
「あ、きみがよわいさん？かーさんがいってた！」



松代さあぁぁぁぁんんんんんんん！！！



まぁ、両親同士で知り合いっていうのは必然的に子供も仲良くなるよなぁ……あー、これは幼馴染みルート不可避だわあっはっはっはどうしよう萌え死にそう。



「おれ、まつのおそまつ！！ちょーなんさまだ！よろしくなーAちゃん！」

「おれはまつのからまつ！！よろしくな！！」

「ぼくはまつのちょろまつ。よろしくね、Aちゃん」

「まつのいちまつです、よろしく？」

「あはは！ぼくじゅうしまつ！！よろしくね！Aちゃん！！」

「ぼく、とどまつ……よ、よろしく？」




舌っ足らずなのが可愛いなおい。
というか、



ニートの時と性格違う子達が若干名見えるような気がするのは気の所為だろうか？いや気の所為じゃないな見分けがつかないどうしようあっはっは。





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幼稚園や小学校、中学校の頃の性格は完全に創作です！おそ松さん要素はもちろん、おそ松くん要素も入れたいとは思っているのですが……くん時代はあまり知らないため妄想一筋でやって行きたいと思います。ご了承下さい。

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