迷子の迷子の仔犬達ー其の二 ページ10
「や!や!これ私の!」
「駄目に決まってんだろ!離せ!」
中原は何処から持って来たか分からない縄を、太宰から取り上げた。
その時、中原の執務室の扉が叩かれた。
「な、中原幹部……非常に申し訳、ないのですが………助太刀願いたい」
「?芥川?どうし……………手前もかよ」
芥川は異能の無駄遣いをし、きゃっきゃっとはしゃぐ敦を持ち上げていた
「僕は此奴を八裂きにしたいのですが、今は互いに停戦中。僕はどうすれば………」
中原は項垂れた
「あくたがわー!もっともっと!」
純粋無垢な笑顔でおねだりをする敦
中原は片手を己の口元に当てる
「羨ましい………」
「?ん?は!その子供は若しや太宰さんですか!?」
太宰と目が合った途端驚きの表情を明から様に出す芥川
「中原幹部変わって下さい!」
「やっ!あくたがわは僕のなんです!」
「なっ!人虎離せ!」
芥川の外套を力いっぱい握る敦に中原は内心悶え、芥川はどうするべきか迷った
『ごめんな?此奴等が世話になったよ』
「いや、あ、うん。じゃ、気をつけて帰れ」
『ポートマフィアに心配されるとは……』
「るせっ」
「太宰さんだけならまた歓迎しよう」
『気が向いたら連れてくる』
その数時間後、無事中辻に迎えに来られ帰って行った。
「「はぁ……疲れた」」
○*・・*○
オチは中也さんに潰されました。
零淋々様!お気に召していただければ幸いです!気になるとこ、直して欲しいとこは云って下さい!いくらでも直します!
初コメ 初リクエストありがとうございました!
またどうぞ
6話ーいっい湯だな、あははー其の一→←リクエスト頂きました!ー迷子の迷子の仔犬達ー
81人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sunijy(プロフ) - 零淋々さん» そこまで褒めてもらえるなんて!光栄至極に存じます!採用は遅くなってしまう事があるかも知れませんが、リクエストお待ちしてます (2017年9月28日 5時) (レス) id: e02ca47e4d (このIDを非表示/違反報告)
零淋々(プロフ) - 何だよ…………最高かよッ! (歓喜 また何かネタ思い付いたらリクします! (2017年9月28日 1時) (レス) id: 36b2023db6 (このIDを非表示/違反報告)
零淋々(プロフ) - sunijyさん» マジですか!? じゃぁ、早速、任務帰りに迷子のだざむと出くわして、戸惑いながら嫌がらせか?と疑いつつ保護する中也の所に現れる、迷子のあっぴを拾ったら、夢主並みに懐かれたヤツガレ下さい!! オチ無しでも構いません! 長文失礼しました。 (2017年9月27日 17時) (レス) id: 36b2023db6 (このIDを非表示/違反報告)
sunijy(プロフ) - 零淋々さん» 作者の我が儘に付き合っていただけるなんて感謝です!番外編のリクエストがあれば即採用しますので何かありましたら是非どうぞ (2017年9月27日 17時) (レス) id: e02ca47e4d (このIDを非表示/違反報告)
零淋々(プロフ) - sunijyさん» ショタの為なら!!いくらでも待っていられる!!(*`・ω・)b (2017年9月27日 15時) (レス) id: 36b2023db6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sunijy | 作成日時:2017年9月24日 0時