【銀魂】不老不死の女は江戸に住んでいます《3》【真選組動乱篇】【吉原炎上篇】

137話・ ページ5

Aside〜


暫く五人で話していると庭から物音がした。ストーカーするのならバレないようにやれよな。しかし出て来たのは、赤い服に身を包んだ……

三太？「メーリクリスマスぅぅ！アハハハ良い子の皆んなお待たせ！三太がハッピーを届けに来たよぉ！」

三太？が……

神楽「さ、サンタがサンタが二人いるアル！何アルカァお前らァ！」

そう赤い服に身を包んだ男が二人いたのだ。しかも聞いたことのある声のサンタだな


Noside〜



・「メーリクリスマスぅぅ！アハハハ良い子の皆んなお待たせ！三太がハッピーを届けに来たよぉ！」

(・)ククク…神楽ちゃんめ、びっくりしているな。そうさ三太はホントにいたんだぞ。お前だけの三太が今ここに……。……アレ？…なんか………異様にびっくりしているな。もうちょっと嬉しそうにしてくれても………え？何ちょっと…お父さんなんかおかしかった？鼻毛出てた？

互いが少し横を見ると同じような格好の男がいた

(・)サッ……

(・、ー)サンタさんだァァァァ！

神楽「さ、サンタが……サンタが二人いるアル！何アルカァお前らァ！」

(・)ど…どういう事だっ！何故サンタがもう一人…！

(ー)だ…誰だコイツ……。何故この銀さん太以外にもサンタがいやがる。奴等にちょっとしたドッキリ仕掛けてやろうと、寒空の下夕方からスタンバイしていたのに。なんで…こんな事に……。俺の計画がぁ…そんでもってAと上手くいくシナリオがぁ…

(・)よりにもよってこんなタイミングに。どうしてくれんだ、喜ばすどころかみんなドン引きじゃねーか

神楽「サンタが二人もいるなんてとんだ嘘っぱちアル！どっちかが偽物で民家に忍び込み泥棒働くつもりだったに違いないアル！」

(・)いやいやいやいや違うぅぅ！お父さん！君に夢を届けに来たお父さん三太さんだよ！

神楽「A姉！逮捕するアル！」

A『えぇ…そんな無茶な。まぁ、任意同行ならできるか』

(ー)オィィィィ！コイツのせいで完全にニセモン扱いじゃねーか！

(・、ー)……アレ。ちょっと待てよ、よくよく……考えたら…。俺、偽物だ

(・)まずいな…Aに連行される前に正体明かした方が…。いやでも神楽に夢を届けるという目的が…

(ー)ここまで手の混んだ事やっといて、このグダグダ状態でネタバラシするの恥ずかしい。だって何も為しえてないもの。何一つ為しえてないもの

＿＿＿

クリスマスまに合うかなぁ…お正月篇も作りたいなぁ…

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