144話・ ページ13
Noside〜
〈世間はすっかりクリスマスモード。街ゆく者皆なんだかフワフワうわついているけど、相変わらず僕の世界には変化がない〉
青年はベッドで一人、自分の変化のない日常について考えていた
〈昔はなんの根拠もなしに素敵な事が起こるんじゃないかと、期待したりもしていたけれど、そんな受身の姿勢の僕に何かが起こるワケでもなく。そうして今年の12月24日も例年通り、何とどこおりなく、静かに過ぎていく。………はずだった〉
青年はベットで楽な体制のまま、そんな事を考える。しかし、遠くから何か此方に向かってくる音が聞こえた。そしてそれと同時に女性の悲鳴も。数秒後、青年の部屋に何か大きな物が突っ込んできた
ドォォォォン
すると、大きな物の中から、一人の女性が降りてきたのだ
猿飛「いてて…トナカイの操縦ミスっちゃった。メリクリ御主人様」
女性は傾いた眼鏡を直しながら言った
《1・2のさっちゃん♡》
新八「なんか既視感バリバリのラブコメ始まったァァ！」
此の女性はメガネ型忍者サンタロボ、通称さっちゃん。女の子にモテない冴えないチェリーの妄想を叶えるために未来からやって来たと言うのだ。そしてさっちゃんは、青年に何でも叶えてあげると迫った。さっちゃんは青年にぶちたいか、ぶたれたいか、と言いながらもっと迫る。しかしその問いに答えたのは青年ではなく、其の姉であった
妙「激しくぶちたいィィ！！」
さっちゃんは壁にめり込んだ
妙「急に新ちゃんに相手変えてくれとかいうから、何かおかしいと思ったら…。思春期の小童相手に手早く色仕掛けで事済ますつもりかァァ！私の弟に汚れた事教えないでちょうだい！」
猿飛「あらっあなたは新八君の義理の姉、お妙さん。どうどうと同居できる事をいい事にお風呂でバッタリとか好き放題やってるらしいじゃないの」
その言葉に正真正銘の姉弟だと言うお妙。もう主人公そっちのけで二人で言い合っている。しかし、さっちゃんが部屋の異変に気が付いた。何と部屋かネバネバしていたのだ
妙「いやだ何コレ、新ちゃん部屋でいったい何やってたの」
新八「人聞きの悪い事言わないで下さい！しりませっ…」
言い終わる前に家の屋根がパカッと空いた。そこからは少女が顔を覗かせていた
〈というゴキブリ達がいました〉
無理やり三人はゴキブリの枠組みにブチ込まれたのだ。此処からは神楽が主人公である
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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月光(プロフ) - 時雨羅さん» 読んで頂きありがとうございます！私も先生もみんな大好きです、文章書くの下手と思うかもしれませんが、楽しんでもらえたら嬉しいです。（＾ν＾）私の都合で省く所もあるかもしれませんが、そこは申し訳ないです…。 (2020年8月6日 23時) (
レス) id: 74d8a07ae2 (このIDを非表示/違反報告)
時雨羅 - 面白くて何度も繰り返し読まさせていただいています。松陽先生も大好きですし銀魂のキャラは、みんな好きなので嬉しいです。 (2020年8月6日 19時) (レス) id: 3904cc9db9 (このIDを非表示/違反報告)
月光(プロフ) - りーりーさん» 読んでいただき有難う御座います！面白い…？嬉しいです！更新速度下がるかもしれませんが、頑張りますね！ (2020年5月30日 15時) (レス) id: fce9a91583 (このIDを非表示/違反報告)
りーりー - 読ませてもらっています。とても面白いので好きになりました(*>∀<*)これからも更新頑張ってくださいね!!!!! (2020年5月29日 23時) (レス) id: 9214e82942 (このIDを非表示/違反報告)
月光(プロフ) - 天羽苺さん» ふぉぉ！？一気読みマジですか！ありがとうございます！高校生になり更新遅れるかもしれませんが頑張りますね！ (2020年5月25日 20時) (レス) id: 72f49fb06a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月光 | 作成日時：2019年12月3日 19時
