90話【陽はまた昇る】 ページ4
Aside〜
小太郎の連れのエリザベスがいた
A、新八「『エリザベス!』こんな所まで来てくれたんだね!」
エリザベスは何時ものプラカードで僕達と会話する
エリー【いろいろ用があってな】
今日のエリザベス、何か違わないか?明確に何かとは解らないが……
そう言うエリザベスの後ろに知っている顔があり、目を見開いた瞬間エリザベスの首がざっくりと斬られた
新八「エリザベスッッッ!」
ぱさっと軽い音と共に布が小さな破片となり辺りに散乱した
高杉「オイオイいつの間に仮想パーティ会場になったんだ此処は。ガキが来て良い所じゃねーよ」
「ガキじゃない」
! 此の声は……!
その声と共にエリザベスから人が出てき、晋助を斬った。聞いたことのある声だが、イメチェンでもしたのか綺麗な髪がバッサリ切られている。もったいないな。なァ?
桂「桂だ」
小太郎?
来島「晋助様ァァ!しっかり!晋助様!」
また子が晋助を揺さぶる。そう云うときは揺さぶらない方が良いのに。しかも晋助がそんな事で死ぬ玉かよ
「……ほう。此れは意外な人とお会いする。こんな所で死者と対面できるとは……」
新八「ウソ……桂さん!?」
新八は小太郎の登場に驚いているようだが、僕は死者と言う単語に驚いているよ。何死者?僕が拉致られている間にいったい何があったんだよ
桂「この世に未練があったものでな、黄泉帰ってきたのさ。かつての仲間に斬られたとあっては、死んでも死にきれぬというもの。なあ高杉お前もそうだろう?」
そう言う小太郎に晋助は嘲笑って言う
高杉「…仲間ねェ、まだそう思ってくれていたとはありがた迷惑な話だ」
………晋助の懐から見えている物は教本。かつてアイツが渡した物だ。そして小太郎が懐から出す物も同じ物。どうやら話を聞くと小太郎は辻斬りに会ったが、その本のおかげか、ちゃんと死亡確認をしなかった似蔵のおかげで助かったと
高杉「……A、部屋を出るなと言った筈だが」
A『僕が晋助の話を聞いて大人しく"此処で待ってる"と言うと思うか?生憎僕はそんな性格ではないんだ。
高杉「でも俺はお前だけは死なせねェ。絶対に、先生に代わって俺が……」
……そう言われても僕は最初から死ねねーよ
晋助と小太郎がしばらく言葉を交していると、何処からか何か飛んできた
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西 - この方角に福があるはずです
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月光(プロフ) - 上凍さん» ありがとうございます!まだ紅桜篇でまだまだ先は長いですが、最後まで付き合ってくれると嬉しいです! (2019年8月22日 17時) (レス) id: 0dafda221d (このIDを非表示/違反報告)
上凍 - 続編おめでとうございます!どういう展開になるのかワクワクしながら見ているので更新頑張ってください! (2019年8月22日 14時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月光 | 作成日時:2019年8月16日 1時