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89話 ページ3

Aside〜




A、新八「『んぐぐぐ!/うをををを!』」

僕と新八は神楽を抱えながら傾く船を走った。イヤ、神楽が重いわけではないぞ絶対。流石に全速力で走りながら(しかも傾いている)神楽を無傷で帰す自身がない。決して重いとかではない

「何者ッスかァ!オイ答えるッス!オイ眼鏡!お前ッスよ!あと黒髪の貴方様!貴方様は晋助様のお気に入りですよね!お名前を!私は来島また子ッス!」

走りながら長文言えるとか、すごいな

しかも黒髪の貴方様ってなんだ。もっと他有っただろう。あと晋助のお気に入りって何だ。一応敵だぞ。でも名前を聞かれたのなら答えよう

A『僕は吉田A。また子ちゃん?転んで顔打たないようにな、折角顔綺麗なんだからな』

”ちゃん”で良いのか。”さん”の方が良かったか?

来島「お気遣い感謝ッスA様!私はまた子とお呼び下さいッス!」

「また子さん走る事に集中した方が良さそうですよ。ああなります」

そう言って、落ちていく者を指差したが、等の本人も瓶が当たって転げ落ちていった。お前は誰なんだ

新八「ダメッもう落ちる!神楽ちゃん助けに来といて何だけど助けてェェェェ!」

神楽「そりゃねーぜばっつァん」

A『お前は呑気だなァァ!』

神楽は呑気な返事を返し、新八を見た

神楽「新八、私こんな所までA姉とヅラ探しに来たけどA姉しか見つからなかったネ。ヅラは…どうなったアルカ?銀ちゃんは…銀ちゃんはなんでいないの」

何も言わない新八を見て神楽は心配そうだ。銀時に何かあったのか?

もしかして辻斬りに……

そう思った時、僕達の方に大砲の弾が飛んできたのだ。今は刀が抜けない…イヤいくら僕でも大砲の弾は切れないか

ドォォン

爆発音と共に衝撃が僕達を襲う。その時衝撃のせいで僕と新八の手は神楽と離れてしまった

此れは拙い…

そう思って駆けつけ、神楽の手を新八と二人で掴むが掌を二人で掴んでいるような形だ。今腕に手をやると神楽も僕達も落ちてしまう

しかし僕達はズルズルと重力に従って落ちていく。もう少しで落ちてしまう、その時誰かに背中を引っ張られた。誰だと思い神楽を引き上げ後ろを見ると

其処には

90話【陽はまた昇る】→←88話


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月光(プロフ) - 上凍さん» ありがとうございます!まだ紅桜篇でまだまだ先は長いですが、最後まで付き合ってくれると嬉しいです! (2019年8月22日 17時) (レス) id: 0dafda221d (このIDを非表示/違反報告)
上凍 - 続編おめでとうございます!どういう展開になるのかワクワクしながら見ているので更新頑張ってください! (2019年8月22日 14時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月光 | 作成日時:2019年8月16日 1時

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