59話【みみずにおしっこかけると腫れるよ】 ページ13
Aside〜
定春は
沖田「旦那ァァ！」
近藤「野郎達死ぬつもりか！？」
銀時は近藤さん達の声が聞こえなかったのか、木刀を腰から抜いて言った
銀時「定春散歩の時間だ。今日は何処でクソたれようが、じゃれようが自由だよ、めいっぱい暴れな」
えいりあんがだんだん近づく
え？このまま進んで大丈夫？
銀時「行くぜェェェ！」
A『お、おう！』
本当に大丈夫？
その瞬間、えいりあんにバグンと食われた
銀時、A「『あり？/やっぱり…』」
外からはツッコミのこえが薄っすらと聞こえた
A『定春、とりあえず前進だ』
定春はわんっと1回鳴いて前に進んだ
定春が歩くと同時に僕と銀時は刀を前に向け、道を作った
そしてしばらく前に進んでいると、人の声が微かに聞こえてきた
銀時「何か声が聞こえねェ？」
A『あァ、手遅れになる前に行くぞ』
僕がそう言うと定春は速度を速めた
本当に賢い犬だ
外からは"神楽"と叫んでいる声が聞こえた
A『銀時！』
銀時「おう、勿論だぜ！」
A、銀時「『定春！突っ込めェェ！』」
ゴパッとえいりあんの触手を裂く
其処には触手に囚われている神楽がいた
僕は銀時を支え、銀時は神楽に手を伸ばした
銀時、A「『神楽ァァァァァ！』」
神楽「ぎ…ぎんちゃ……Aね…ぇ……」
しかしあと少しの所で手が届かなかった
A『銀時飛べッ！』
僕は鞘を横に向け、足場を作った
銀時が少し上の触手に捕まり、僕と定春は下に落ちた
定春は疲れた様だから、安全な所で休ませておいた
あの……鮟鱇みたいな天人の側にな
その時ソイツ何て言ったと思う？
「余を早く安全な場所に運ばぬか！余を誰だと思っておる、皇子じゃぞ！？」
だってさ
隣のじーさんもギャーギャー騒ぐしよォ
だから僕はこう言った
A『は？皇子だろーが何だろうがどうだっていいんだよ。大体お前達は自己中心的なんだ、こんな事があったから、しょうがないかもしれない。だが、このターミナルが崩れるとお前達も、他の人も死ぬんだ。だから死にたくなかったら此処で大人しく待っていて下さいね？解りましたか？』
僕がそう言うと、2人の鮟鱇はコクコクと首を上下させた
解ったならいい
A『定春、此処にいてくれよ』
一鳴きしたのを聞き、定春の頭を撫でて僕は銀時達の元へ行った
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月光(プロフ) - 沙月さん» その気持ち解ります！こっちでは高杉も生きていられるようにしようと思っています。ぜひ楽しみにしていてくださいね！ (2019年6月20日 13時) (
レス) id: efd138e05d (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 高杉が死んじゃったよ...あのシーンはボロなきしちゃったよ...楽しみにしてます。 (2019年6月20日 3時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月光 | 作成日時：2019年6月11日 1時
