【銀魂】不老不死の女は江戸に住んでいます【星海坊主篇】

54話 ページ7

Aside〜




A『生活感がなかったのは、嫁随分前に亡くなってるし、子供は家を出ているからだな』

息子も娘も両方な

近藤「男って奴には2種類の血が流れている。1つは家族や仲間、自分の巣を作り安寧を求める防人の血。もう1つは巣から出て獲物を求め流離う狩人の血だ」

近藤「あの男の目は狩人というより獣に近い、大人しく巣に収まっているタマじゃあるまいよ。もしかしたらあの娘、今まで寂しい思いをして生きていたのかもしれんな…」

寂しい思い、か………

そうかやっぱり寂しかったよな

母さん死んで、兄さん出ていって、姉と言っていた僕も出ていくことになって、父さんも勝手にしていて

寂しいよな

まだ子供だもんな

子供のうちから寂しい事に慣れては駄目だ、昔の僕の様になってしまう

………よし！じゃあ帰ったら甘やかそう！

せっかく僕の話を覚えていてくれて、地球に来たんだ

赤くなって、でろでろに溶けそうになるくらい甘やかそう

今までの寂しさを埋めるように、神楽を笑顔にしてやろう

こうなったら僕は今日残業はあまりしないぞ

残業お願いされたら？此方も脅…ｺﾞﾎﾝｯお願いする


A『初めて見たときに思ったんだが、近藤さんのその格好は何だ？』

緑の怪獣？イヤ珍獣か？そんな着ぐるみを着ている近藤さん

近藤「銀行強盗は下手に刺激したら人質に何かあるかもしれないだろ？だから田舎のお袋作戦で行こうとおもってな！」

A『あぁそう…』

ようはその格好、えいりあんの母さん役なんだな

全然似てねェし

まぁえいりあんは捕まえたから良いとしよう

終わりよければ全てよしだからな


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