【銀魂】不老不死の女は大切な人を取り戻すためにまた剣を振るそうです 《攘夷戦争篇》

39話 ページ46

Aside〜



30日目実験終了後


A『あ…』

右手の痺れで箸が落ちた

松陽「あーん」

めちゃくちゃ嬉しそうだなオイ


31日目実験終了後

A『あれ？』

体に異状はない

松陽「今日は大丈夫そうですね」


32日目実験終了後

A『異状なし、慣れたか？』

2日連続で異状なし

松陽「多分慣れましたね」


手を握って開いて握って開いてしたり、上に跳んでみたり、歩いたりしたけど異状なし

フッ天導衆めざまーみろ

僕は夜兎の何かの星のアルタナに慣れたぞ

松陽「……A」

？急に何だよ

松陽「もし私が居なくなって、みんなに危害を加えたりした時には…」

松陽「迷わず斬って下さい、止めてください」

A『僕にお前を斬れと？』

松陽は黙って頷く

松陽「お願いします」

A『わかった』

僕は松陽を斬れるか……？

松陽はありがとうございますと言ってキスをしてくれた

勿論僕の顔は真っ赤


しばらく経ったら天導衆のやつらがぞろぞろやってきた

A『何だ』

天「吉田松陽、吉田A処刑の時間だ」

は…？

牢を開けられて外に連れ出された

そしたら海の見える崖に連れて行かれた

松陽は縛られて、座っている

僕は偉そうな天人の隣にいる

？「哀れなものだ、国を憂う心を持った若者達が……このような運命を辿ろうとは」

？「これがお前達のやりたかった事か、お前達の教え子達はお前達の教え通り犬死していったぞ」

違う…

？「そんな教えを説いた覚えはない、そう言いたそうだな」

あれは…

？「ならば試してみるか」

？「お前達の弟子達がお前と共に犬死していく道を選ぶか」

A『銀時！晋助！小太郎！』

そこには会いたかったやつらがいた

何故…

？「それともその手で師を殺めてでも生き残る道を選ぶか」

？「師か仲間かどちらでも好きな方を選べ」

銀時が刀を持って松陽の後に行く

？「松陽を斬り…Aといったか、ソイツを海に落とし生き残るか、仲間を斬るか…さぁ、どちらを選ぶ」

僕は斬られないんだな、海に落とされるんだな

自分から落ちようか

どうせなら松陽と同じがよかったな

高杉「銀時………やっ…やめろ」

高杉「頼む」

銀時は僕と松陽が言った事守ってくれるみたいだ

よかった

高杉「やめてくれェェェェェ！！」

銀時が刀を振ると同時に僕は走った

松陽と考えてる事が同じだったのか

銀時達の方を見て

＿＿＿＿＿ありがとう＿＿＿＿

そう言って松陽は死に、僕は海に落ちた

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