228話・ ページ5
Aside〜
渡されていた携帯電話の画面には
「携帯捨てちゃうなんてヒドイお
コレあげるからまたメールしてね＼(^0^)／」
と書かれていた。何だ彼奴メール弁慶か。お前＼(^0^)／‐こんな‐顔したことないだろ
じいや「姫様くれぐれもお静かに。これ以上問題を起こせば此の六転舞蔵の首が飛びますので」
しかし舞蔵さんの首なんてお構い無しに神楽は言う
神楽「そよちゃん今日は何する？鬼ごっこでもしようか？」
じいや「聞いてた！？じいやの話！」
ギャーギャーと言い合いを繰り広げる神楽と舞蔵さんを遠目に、出された茶を飲みながら此処から如何するか相談する
銀時「城に侵入するまでは良かったが、よりによって厄介な
渡された携帯電話の画面にはまたもやメッセージが
「姫様の身辺警護はノブたすだから変な事したら殺されちゃうお
気をつけてネ＼(^0^)／」
やっぱり、メールの時だけテンション高いな彼奴
チラリと外を見ると信女は木にもたれ掛かりながらそよちゃんを見る
新八が姫様に頼もうと言うが、あの幼気なお姫様に吉原の事情をどう説明すれば良いんだ。しかも此の厳戒態勢中にそよちゃんに会えることが奇跡に近いのに、他のお偉いさんに近づけるわけがない。なにより舞蔵さんと信女が見張っているからな
銀時「A一応警察だろ？お前なら行けんじゃね？」
A『真選組と見廻組が敵対してるのは知ってるだろ？見廻組の縄張りに真選組である僕がいる事が奇跡に近いんだよ。よって無理だ』
僕は茶と同じ様に出された茶菓子を口に入れた。アチラでは神楽と舞蔵さんがまだ揉めている
じいや「鬼ごっこなど許しませんそ！はしたない！」
神楽「硬い事言うなヨ。だからお前爺嫌とかあだ名付けられるネ」
じいや「じいやってそう云う意味だったの！？」
其れにそよちゃんは否定を入れた
そよ「違うよ神楽ちゃん。じいやのじいは
じいや「姫様ァ！さらに酷くなってますけど！」
それを見て徐ろに月詠が立ち上がった
月詠「いい加減にしなんし神楽、この状況で鬼ごっこなどしたら警護の者に迷惑じゃ。ここは大人しく”缶蹴り”にしよう。鬼ごっこでは終始走り回って迷惑をかける、だが缶蹴りなら基本隠れん坊じゃ。そう騒ぎになるまい」
月詠の提案にそっか〜と納得する娘二人。しかし舞蔵さんはまたはしたないから缶蹴りなどは駄目と言う
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：月光 | 作成日時：2021年2月22日 18時
