その文豪、腐女子につき。【文豪ストレイドッグス】

四話 ページ8

へたりこんだ侭、人虎くんは後ずさって言葉を発する。

敦「な、何故？どうして僕がー」

潤「……くん……」

あ、オレンジ色の少年、生きてる。綺麗な女の子もだ。

潤「敦 くん……逃げ ろ…」

ナ「う……」

貴「この子たちを治してあげたいとは思うけどな…そしたら、私が死ぬ。」

私は、見てよっと。

人虎くんは「うわぁあぁああぁ」とか、叫びながら龍之介に突っ込んでいく。

龍「玉砕かー詰まらぬ。」

ゴッ カクッ

貴•龍「！」

人虎くんは後ろに回って、いっちゃんの銃を手に取り、乱射。


ー甘い。

敦「そ んな…何故…」

貴「中々良い動きするね」

龍「しかし所詮は愚者の蛮勇。云っただろう、僕の黒獣は悪食。凡るモノを喰らう。仮令それが『空間そのもの』であっても。槍も炎も空間が途切れれば僕まで届かぬ道理。」

貴「そんなの、攻撃の仕様がない…ほんとかな？頭を使って、もっと。ほら。」

龍「そして僕、約束は守る。」

龍之介の黒獣が人虎くんの脚を持って行く。凄い血だまり。寧ろ、出血多量で死なない？
ぎっ、ぎゃあぁあぁぁあーー 叫び声が響く。

貴「龍之介、大丈夫？ちょっと、外見てくる。悲鳴が上がったからね。」

私は外に駆け出す。

貴「……あ、ーーさん…。２人を、止めて。２人ともお互いを、削り合ってる。莫迦みたい。」

或る人に、それを、頼む。

グォオォォオオ

貴「！！しまった！龍之介！」

奥では、人虎くんが虎に変身したらしく、雄叫びが聞こえた。

龍之介の手には余る、とは思わない。けど、人虎くんの能力は未知数だから…

ほら、それに、…２人のどちらかが死んだら、カップリング、死ネタしか作れないもん。実物、見れなくなるもん。

私は、路地裏に再び戻った。



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月曜日とか云ってたけど普通に今しちゃった。此の続きは本当に月曜日。
テスト、ヤバいので！月曜日も、出来ても一話です！ワートリの方も更新しなきゃなので。あ、因みにこれです↓
にのさんに溺愛されている少女はトリオンモンスターで
の続編↓
にのさんに溺愛されている少女はトリオンモンスターで part2!

此方もどうぞ！原作沿ってないけど。二宮さんオチです。

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