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#１２ ページ12
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学園につき、私はユウと離れて職員室の前にいた。
ノックをし名前を言って職員室に入るとたくさんの先生方が座っており、その中でも若そうな先生に呼ばれた。
先生の名前はデイヴィス・クルーウェルというらしい。
高そうな服を着て身なりに気を使っている事が容易にわかり、顔もかっこいいのでモテそうというのが第一印象だ。
私はクルーウェル先生と軽く挨拶を交わし、学園生活に必要な生徒証や教科書などを受け取る。
「知っていると思うが仔犬が今日から通うクラスは2-Eだ。そこまで案内してやろう。」
そう言うとクルーウェル先生は立ち上がり扉の方にむかっていくとガラッと扉を開ける。
「早く行くぞ。朝のSHRまで時間が無い。」
「あっ、はい。ありがとうございます。」
私もクルーウェル先生の後を追い学園室をでた。
怖そうな先生だなと思ったが歩幅をあわせて歩いてくれている所を見ると生徒思いで優しい先生なことがわかる。
職員室にいた他の先生方も猫を飼っていたり筋肉ムキムキだったり人個性が強そうな先生方だなと思った。
まあ学園長があんなに個性的だから他の先生方も個性的でも仕方ないか。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
続く
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