95 燃える太陽の下で ページ45
ガサ、ガサ、ガサ…ガサ…
なんやかんやで、作業を始めてから
1時間は経とうとしていた。
さすがに疲れてきたなぁ。
すごく暑いし、肩痛いし!
そんなことを思いつつ、
腕を大きく振り上げた。
「そろそろ疲れて来たね」
麗ちゃんが優しい声で言った。
うん、すごく疲れちゃった。
そして、心の中で言葉を返す。
というより、口に出すことが
できなかった。
蝉の鳴き声が異様に響く。
あー、目がボヤ〜って霞むし、
汗が止まらない。
すごくすごく、疲れ…ちゃっ、た……。
ーーバタッ。
「ちょっと休憩しよっーー海翔⁈ 」
麗ちゃんの声と、
ドタドタと土の上を走る地響きを最後に、
私の意識は途切れた。
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流華 - ネクロさん» 感想ありがとうございます!!久々にうらつくを開いたらコメントあって嬉しいです涙 (2021年6月27日 20時) (レス) id: c141522df8 (このIDを非表示/違反報告)
ネクロ - 今1を読み終わった所です!2が楽しみなので、早速読んできます! (2021年1月2日 20時) (レス) id: acc1702ca8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者 x他1人 | 作成日時:2014年3月23日 22時