#56# ページ16
「少しお話ししません?」
普通ならば、面識のない人にそう言われてついていく人は少ないだろう。
しかし、私には理由があった。
ユウトがこの人に会った瞬間に態度が一変した理由を突き止めることだ。
私と女の人は人通りの少ない、薄暗い道へと出た。
少し警戒しつつ、女の人についていく。
そして、道の途中前を歩いていた人が急に止まり、こちらに振り返った。
ヒメリ「改めまして自己紹介しますね。私は沢乃井(さわのい)ヒメリ。Aさん、私がアナタを連れてきた理由、わかる?」
A「・・・わかりません。」
私がそう言うと、沢乃井さんは笑顔から一変しにらみつけるような冷たい眼差しになった。
ヒメリ「そう・・・。それじゃあ、単刀直入に言いましょう。」
A「・・・?」
この人は一体何なんだ・・・?
いくら過去の記憶を辿っても沢乃井さんの顔は浮かばない。
こんな会ったことのない人に話すことなどあるのだろうか?
そんなことを思っていた時だった。
ヒメリ「私とユウトは付き合って・・・いえ。愛し合っているの。だから悪い事は言わない。ユウトから身を引きなさい。」
ヒュォォォ・・・
風が丁度よいタイミングで吹く。
しかし、そんな風の音を聞いている余裕はなく。
沢乃井さんの口から出た言葉に目を見開くしかなかった。
沢乃井さんと ユウト が 愛し合って い ル ___?
ラッキーカラー
あずきいろ
121人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤の軌跡 - 続編が気になって気になって仕方がない!頑張って! (2015年3月24日 9時) (レス) id: 472b9d223e (このIDを非表示/違反報告)
|オフトゥン|┗(˘ω˘ )┓三 バックトゥ- - 続きが気になる…3まってます! (2014年10月15日 4時) (レス) id: 3bc8a119be (このIDを非表示/違反報告)
ミク - とっても面白いです。続きが気になりました。 (2013年10月27日 18時) (レス) id: 66f720a2f4 (このIDを非表示/違反報告)
せゆて(ほたる)(プロフ) - 3を書きたいのは山々なのですがそれが不可能という事が非常に悔しいです。 高校へ入学したら携帯電話を買ってもらうので、高校生になったら再度新しく小説を書きたいと思います。皆様には長らくお待たせさせてしまうことになりますが、気長にお待ち頂けると幸いです! (2013年8月10日 17時) (レス) id: 184a0b9dc3 (このIDを非表示/違反報告)
せゆて(ほたる)(プロフ) - えー皆様、この度は幼馴染とのryを閲覧して頂きありがとうございます!最近、家庭の事情によりPCに4ヶ月に1回触れられたらいい方・・・という状況下にある為、小説を更新することが非常に困難なのです・・・。 (2013年8月10日 17時) (レス) id: 184a0b9dc3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瀬柚輝(せゆて) | 作成日時:2012年7月3日 23時