平凡な女子高生がマジバへ。 ページ16
「…………え。確か、火神君?」
「ん? …………おまえ確かマネージャーの………なんだっけ?」
「小野Aさんですよ、火神君」
マジバについた後、それなりに混んでいたため、それぞれ飲み物を買って席で合流する事になった。
あたしはイチゴシェイクを頼み、フードコートの方へ行って影が薄い彼を探した。
見つけることは出来たのだが……窓側に座った彼の向かいに、今日黒子君と共に大活躍した火神君が座っていたのだ。
しかも、その目の前にハンバーガーの山を積んで。
何からつっこむべきなんだろう、これ。
「小野さん。とりあえず、こっちの席どうぞ」
黒子君が他の席から余った椅子を自分の隣に置き、動きあぐねているあたしを見て促した。
「あーうん」とぎこちなく返事をして、その席に腰かける。
とりあえず、この人私の名前知らないっぽいし……自己紹介が先か?
「んで、その、おまえ………サノだっけ?」
「小野Aだよ。サノじゃなくてオノ。
仮入部でマネージャーやってるけど、一応本入部するつもり。よろしく」
「おう、小野だな。よろしく」
「うん。……さっきのゲーム、すごかった。上手いね、バスケ」
「……まぁ、一応これでもアメリカでやってたからな」
アメリカ………なるほどね。
あんな日本人離れした動きなのもそれが理由か。
勝手に納得し、イチゴシェイクを口に運んですする。
あ、これ美味い。
「んで、なんて小野はいんだよ?」
「黒子君と一緒に来たんだよ。火神君がいたから驚いた」
「黒子とって………おまえら付き合ってんの?」
「違う。色々あってさ。
それよか、黒子君はハンバーガーも頼んだんだね」
「いえ、さっき火神君に「それ一個分くらいは認めてやる」って投げ渡されました」
無表情にそう言う黒子にプッと小さく噴き出し、火神に目をやった。
「なにそれ、変なの。認めるなら認めるって言えばいいのに」
「うるせー。いいだろ別に」
平凡な女子高生と光と影。→←平凡な女子高生とシックスマンの帰り道。
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彩夏(プロフ) - 更新とても楽しみにしていました！続編でも頑張ってくださいね！ (2017年6月7日 22時) (
レス) id: a1d1edfed6 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉〔刹叉〕(プロフ) - 黒バスの映画で号泣しちゃいました……(´；ω；｀)これからも応援しています！頑張ってください！(小説書くのってむずかしいですね……) (2017年6月7日 20時) (レス) id: 0f137dda1a (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 私もアニマックスで黒バス見ましたーやっぱり最高ですね！ (2017年5月24日 18時) (レス) id: 54580b9dce (このIDを非表示/違反報告)
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