平凡な女子高生がキセキの世代を知る。 ページ12
「キセキの世代、ねー………」
現在、昨日と同じような服装に着替えて体育館へ向かって歩いていた。
昼休み……図書当番の仕事をしながら、高校に上がる少し前に買ってもらったスマホで「帝光」「キセキノセダイ」で検索をかけてみたのだ。
赤司征十郎、紫原敦、青峰大輝、緑間真太郎、黄瀬涼太………なんともまぁカラフルな名前の集団ですなぁ、名前すぐ忘れそうだけど。キセキの世代のキセキって、「奇跡」って書くのかと思ってたわ。
つーか画像見たけど全員カラフルな頭してたのがちょっと笑えた。キセキの世代でレンジャー組めるのではと思う。
「まぁ、今んとこあんま関係なし、気にしてもしょうがないよなー」
うんうんと勝手に納得し、体育館の扉を開けた。
体育館の中にはザーッという雨音が響いており、先輩達が何やら話し合っている。
「こんにちは、先輩」
「あら、小野さん」
「どうかしたんですか?」
「雨でロードワークが無理だから、その分練習時間が余りそうなの。
だから折角だし、一年対二年でミニゲームでもしようかと思ってね。
一年生の実力も見たいし」
………わーお。仮入部二日目でいきなりですか。
確か聞いた話だと、去年の大会では1年生だけだというのにかなりいい成績までいったとか。
………そんな先輩達と一年生って、結果が目に見えている気がするんですが。
とそんなことを言える訳もなく、「小野さんは私の横で得点係お願い」と言う相田先輩の指示に従うことにした。しかもなんと、分からない事があったら解説してくれるのだという。
あなたが神か。
*
一通りの練習メニューが終わり、いよいよミニゲームが始まった。
相田先輩が笛を鳴らしボールを投げる……バスケの場合、
何故知ってるのかって? バスケ漫画で出て来た単語だからに決まっている(ｷﾘｯ)
それと同時に、各チームが動き出した。
最初は一年生チームにボールが渡り、そのまま火神君へ。
そして思い切り飛び上がったと思えば、殴りこむようにボールをリングに叩きつけた。
――――ガンッｯ!!!!
「う、わ…………なんつー荒削りな……」
「しかもこの破壊力…………
昨日視た時点で想像はしてたけど、それ以上ね……あ、小野さん点数」
「はい。2点ですよね」
「ええ」
平凡な女子高生とミニゲーム。→←平凡な女子高生がキセキノセダイについて聞く。
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彩夏(プロフ) - 更新とても楽しみにしていました！続編でも頑張ってくださいね！ (2017年6月7日 22時) (
レス) id: a1d1edfed6 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉〔刹叉〕(プロフ) - 黒バスの映画で号泣しちゃいました……(´；ω；｀)これからも応援しています！頑張ってください！(小説書くのってむずかしいですね……) (2017年6月7日 20時) (レス) id: 0f137dda1a (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 私もアニマックスで黒バス見ましたーやっぱり最高ですね！ (2017年5月24日 18時) (レス) id: 54580b9dce (このIDを非表示/違反報告)
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