2話 ページ36
〜翌日の朝〜
貴方「ふわぁ〜、顔洗わないと」
そう言うと、Aは部屋から出て、洗面所に向かった。そうして歩いていると、
貴方「?(視線を感じる)」
そう思いながら、堀の方を向いた。しかし、そこには誰もいなかった。
「A?」
貴方「あっ、沖田隊長」
沖田「おめぇ、その格好で何してんでぃ。せめて、下ぐらい履きなせぇ」
貴方「すみません」
沖田「っで?どうしたんですかぃ?」
貴方「いえ。ただ、誰かの視線を感じた気がして」
沖田(誰かの視線?)
沖田はAの見る方向を見るが、やはりそこには、誰もいなかった。
沖田「(こいつが嘘を付くとは思えない。こいつは何でも正直に答えるし)取り敢えず、下を履いたら、ここで待ってなせぇ。俺も一緒に行くから」
貴方「分かりました」
そう言うと、すぐに部屋に戻って、下を履いてそのまま縁側で待っていた。その後、沖田は珍しく早く起きた事に、隊の全員が驚いていた事は、言うまでもない。
〜お昼〜
貴方「こんにちは。近藤さんを引き取りに来ました」
「は〜い、あら?初めて会う人ですね」
貴方「こんにちは。初めまして。黒崎Aです。数週間前に真選組に入隊しました。よろしくお願いします」
「初めまして。志村妙です。よろしくね」
貴方「よろしくお願いします。それで、近藤さんは?」
妙「あぁ、ちょっと待ってね」
そう言うと、すぐに奥に戻った。そして数分後、
妙「お待たせしました」
貴方「・・・・・・近藤さん。死んでいませんか?」
妙「大丈夫よ。生きていますから」
貴方「そうですか」
近藤さんはぐったりした状態で、妙が首根っこ持って連れてきた。
妙「ほら、近藤さん。黒崎Aさんという方がお迎えに来ましたよ。」
近藤「えっ?あれ?Aちゃん。よくここまで、来れたね?Aちゃん、確か、方向音痴で」
貴方「新八さんがここまで案内してくださったんです」
妙「あら、新ちゃんが?」
貴方「新ちゃん?」
近藤「お妙さんは新八くんのお姉さんなんだよ」
貴方「そうなんですか。?(また視線)」
Aが話していると、Aは何かに気付き振り返った。しかし、その方向には、誰もいなかった。
近藤「ん?どうしたの?」
貴方「いえ、誰かの視線を感じたのでした。気のせいでした」
近藤「視線?」
近藤はAの見る方向を見るが、やはりそこには、誰もいなかった。
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