14話 ページ33
貴方side
ご用攻めの後の翌日。あの後、沖田隊長と昨日は一緒に見回りに行かなかったと言うことで、今日は沖田隊長と一緒に見回りに行っていた。
神楽「あっ、A姉!」
貴方「?あっ、神楽ちゃん」
沖田「げっ、チャイナ娘」
神楽「げっ、くそサド!」
貴方「?チャイナ娘?くそサド?」
神楽「なんで、お前がA姉と一緒にいるんだヨ!!」
沖田「くそチャイナに関係ないだろぃ」
神楽「テメェがA姉と関わると、絶対にA姉に変な事をするだろ!」
沖田「しねぇよ。ていうか、オメェは何でここにいるんでぃ」
神楽「酢昆布を買いに出かけているだけネ」
貴方「酢昆布?」
神楽「そうネ。A姉も食べるアルか?」
沖田「駄目に決まってるだろぃ」
神楽「テメェには聞いてねぇよ!何でお前が答えるネ!」
沖田「兎に角、俺らはオメェとは違って忙しいんでぃ。オメェと話している暇もねぇんでさぁ。行くぞ。A」
そういうと、沖田隊長は私の手を掴んで歩き出した。神楽ちゃんは後ろで何かを言っているけど、沖田隊長が早く歩いているため、何を言っているのか良く分からなかった。
沖田「おい」
貴方「はい?」
沖田「今日はさっさと見回りを終わらせて帰りやすぜぃ」
貴方「?はい。分かりました」
早く終わらせて帰るなんて、何かあったのだろうか?そう思いながら見回りをしていると、暫くして直ぐに屯所に着いた。
貴方「ただいま戻りました」
近藤「おっ、Aちゃん。おかえり」
土方「おぉ、おかえり」
屯所に着くなりなんなり、いろんな人達が、お出迎えをしてくれた。どうしてこんなに良くしてくれるのか、良く分からなかった。でも、悪い気はしなかった。
いつかは裏切られるかもしれないその時まで、この生活を大事にしたいとは思ってる。
━作者から━━━━━━━━━━━━━━━━
Aの事を大事にしようとする真選組と、いつか自分を裏切るだろうと思っているAである。
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