涼くん……［黄○］［男主］ (ページ14)

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「桃っちとどんな話してたんスか？」

あれから5ゲームぐらいやって赤司っちと緑間っちが家に帰らなきゃいけなくなって、丁度いいってことでさっき解散した。

今はAと帰ってる途中。
もちろん手を繋ぎながら。

『内緒』

「えー、教えてよ」

『嫌ー』

「そこまで頑なにされると気になるんスよね～」

初対面の桃っちとあんなに楽しく話してたAは初めて見たから。

『涼くん』

「ん？なんスか？」

『今日モデルのお仕事は？』

「今日はオフっスよ」

『やったぁ…！じゃあ今日涼くんのお家行ってもいい？』

いつもは何考えてるのか分からないって感じの雰囲気出してて大人しいのに
こうやって少し子供っぽくなるのは今も変わってない。

そう、なんも変わってない。

「しょうがないっスね。いいよ」

『明日涼くん何限からなの？』

「明日は授業無くて、その代わり仕事があるっス」

『仕事は何時から？』

「10時半からっスよ」

『僕明日2限から』

「泊まる？」

『！…泊まる…！』

微かな目の輝き。

ほんと、わかりやすい。

「いっスよ。明日の服とか家から取っておいで、待ってるから」

『うん。すぐ取ってくるね』

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※黄瀬くんはAに恋愛感情は無く、
Aは黄瀬くんに依存してるだけって感じです！