【HQ】青葉城西バレー部マネージャーでっす

にじゅーに ページ23

…。


『ねぇ、…あの、』


「うおぉ、中学から成長してとてつもなく打ちやすいトス…」


「精密すぎて気持ち悪いレベル…」


「失礼だな！」


…ラウンドわんこ着いたのはいいんだよ。


…んでバレーすんのもいいんだよ。


…いいんだけどね。


『…ちょっとは構ってくださーい。暇デース。かまちょデース。』


「か、影山！今ドンピシャ！！」


「おお！！」


「お前らなんでそんな興奮してんの。」


聞け。


あと国見、知ってるぞ。


さっきドンピシャした時お前、たまんねぇ…とでも言いたそうな顔でドンピシャってたからな。


ふーんだ。


及川さんに言ってやる。


国見が影山(のトス)に浮気してました〜って。


…あ、及川さん呼ぶか。


さすれば構ってくれる人がくる。


私は早速limeを開く。



私です。＜及川さん、ラウンドわんこ来てくださいよ。



送信すると、すぐ既読が着いた。


暇か←



及川さん☆＜いいけど、矢巾はもう予定入れちゃったよ？


何言ってんの？


…あ、３人に保険かけたんだった。



私です。＜いや、用があるのは及川さんだけです。


私です。＜やっぱ岩ちゃん先輩も


及川さん☆＜ちょうど岩ちゃんと2人でスポーツ用品店来てたから、


及川さん☆＜すぐ行けるよ！


私です。＜じゃ待ってます。


及川さん☆＜てかなに、結局３人仲直りできなかったの？


私です。＜逆です。仲良すぎてバレーしだしちゃって、構ってくれないんです。


及川さん☆＜アーララー！じゃあAちゃんは俺と岩ちゃんで独占しちゃおうか！


私です。＜そんなんどうでもいいんで早く来てください。かまちょです。泣きます。


及川さん☆＜実はもう後ろ来てたり☆


『えっ。』


後ろを振り向くと、


「やっほー☆」


「うぜぇぞくそ川。」


「岩ちゃん辛辣！」


くそ川と岩ちゃん先輩がいた。←

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