【銀魂】ホストクラブGINTAMAへようこそ…

番外編1っ！ by.主人公 ページ34

「Do you wanna use the bus? Or can you go by your foot?」(バス使うの？それとも歩いて行ってみる？)

「あ、I am bus!! Bus!!」(私はバスです！)←バスを使いたい

「What?」(え？)

「I・am・bus!!」(わ・た・し・は・バスよ！！)

「Ha?」(は？)


後から思えば、これは日本人にとっての海外あるあるではないだろうか。

実は私、この異国の地で「迷子」になってしまいました。

時を遡って30分前…

………

総悟「姉上、海は明日にして今日はショッピングにでも行きましょう！」

ミツバ「あらいいわね！近藤さん、どう思いますか？」

近藤「そうですな！今日は着いたばかりですし、少し観光でもしましょう！」

土方「じゃあ各自部屋に荷物置いて、30分後にアウトレットモール集合な。」

一同「うーっす。」

………

ってなわけで、私は本来今頃アウトレットモールでみんなとショッピングを楽しんでいるハズが！！

バカな私はここを海外だということをすっかり忘れ、慣れない時差で部屋に着くなり

爆睡。←

気付けば集合時間10分前。

慌てて財布だけ持って部屋から飛び出したところまではよかった。

当たり前だがみんなはもういない。

確かバスで10分の場所だと聞いたな。

その情報だけを頼りに道を尋ねようとしたのだが…

…英語だ。

こいつら英語話しやがる。

なんで日本語喋らねーの！？←


A「…チクショー……どうすりゃいいんだよ…」


1人で無謀にもバス停探しまくったせいで現在地までわからない。

ホテルの場所もわからない。

つかケータイ部屋だ。

うわ、最悪…


A「どうしよ…」


一気に不安が押し寄せる。

このまま帰れなかったらどうしよう…


？「…おい、そこのアンタ。」

A「あーあー！もう！アイアムジャパニーズ…って、あれ？」

？「困ってるみてェだな。」

A「…日本人？」

？「そうに決まってんだろ。」

A「…アウトレットモールってどこですか。」


神様。

助けてくれてありがとう。

この人がいい人かどうかまだわかんないけど、孤独死はしなくて済むみたいです。



→続く

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