暇潰しにきーとく？

四つ葉 Y.Y ページ34

「あっ！ゆーき、四つ葉あったよ！」



「ん？あー！Aちゃんすごいね！いいなぁ〜」


「ねぇゆーき、」


「ん？なぁに？」


「これあげる！」





本を読んでいた時、足元に落ちたしおりを手に取る。


四つ葉のクローバーのしおりだ。


えぇっと確か、昔Aと遊んだ時にもらったのを押し花にしたんだっけ…。


A元気かなぁ…。


最後に会ったのは…同窓会の時だったかな？


それはもうおれ好みの女の子になってたよなぁ。


そうだ！あの時確かLINE交換したんだっけ。


善は急げ、すぐにLINEを開き、ほとんど使ってないAとのトーク画面を開く。


『久しぶり！四つ葉のクローバーのしおり見つけて、元気かな？って気になったのでLINEしました！返事待ってるよ！』


うん……まぁこれでいいか。


トーク画面を閉じた。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


時は過ぎ、夕方6時。


『LINEありがと！返事遅くなってごめんね！こっちは元気でやってるよ。そういえばゆーきってなんの仕事してるの？』


『今ね、おれKEYTALKってバンドでドラムやってるの！そっちは？』


『わたしはね、家の近くのカフェで働いてるよー！』


『KEYTALKって友達が好きなバンドじゃん！今度ワンマン一緒に行こ！って誘われてたから行こうと思ってる！』


『そーなの！？終わったあとさ、ちょっとだけ会える？』


『友達にも相談してみる！』


…楽しみだなぁ…。


わかりやすいように、昔来てたのに似てる緑のTシャツ着て行こうかな。


そしたらきっと気づいてくれるから。




〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

ライブ前


「八木氏テンションおかしい」


「大丈夫かあれ」


「誰か止めて？」



「うぉぉおぉおおおれのドラムさばきみてろょぉぉぉぉお！」








☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
更新遅くなってすいません！
更新できる時は出来るように頑張ります！

葡萄酒 S.Y→←うぇいうぇい

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