ヨコハマの殺人者【文豪ストレイドッグス】

十九__敵ヲ作リ過ギタ、トハ思ワナイ。(零華side) ページ19

「...!!莫迦野郎(深瀬)...!!」


私は銃弾が飛んできた方向を見ながら云った。
神田は間一髪で避けたらしく、頬に傷ができていた。


「危なかった...ですね...」

「狙撃、外したか...」

深瀬はそう云い、ッチ、と舌打ちをした。

私はブン殴りたくなったが、ノアさんがニコニコしてこっちを見てたので諦めた。



すると、ノアさんの背後に何かが見えた。

「ノアさん!!」

「事件、起こさない方が善いよ?私は全てを知ってるよ____お前のね。」


と、ノアさんは神田の異能生命体を蹴り倒した。


私は正直、毎日事件を起こしてる奴に云われたくないよなーと思った。



「あの...星月さん、神田さんとノアさんって顔馴染みなんでしょうか...?」

と、中島君が云ったから、

「知らない。ノアさん、不老不死だし未来もそんな様な供述してるから会った事は有るんじゃない?」

と、云った。


「...!!消えた...?」

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