ヨコハマの殺人者【文豪ストレイドッグス】

十八__人喰イト狙撃手ト探偵社員。(敦side) ページ18

気付くと、牢の中にいた。

...孤児院を思い出す雰囲気だった。


「やあ、敦くん、目覚めたかい?」

「太宰さん...」


目を開けると、太宰さんと国木田さんがいた。
寝ているが、賢治君もいた。

「!!幸田さんとかは!?」

「知らんな。恐らく、別の場所だろう。」


と、国木田さんは云った。



すると、遠くの方から、声が聞こえた。



「太宰さんと国木田さん!!遠くに人がいます!!」

「本当だね。ノアちゃんと深瀬君だろうね...声的に、ね。」


「流石太宰〜正解だよ...で、この状況は?」

「出れなくなっててね〜助けてよ。」

「...なあ、ノアちゃん、助けなくても善いか?」

「太宰だけなら大丈夫でしょ。」


...危険が多いのに、何故通常運転なんだ...と思った。

「...まあ、助ければ善いんだよな?」


と、云って、深瀬さんは銃を取り出して、牢の鍵穴を壊した。
僕は扉に触れると、牢が開いた。

「賢治、行くぞ。」

「判りました!!」


気付いた時には賢治君は起きてた。

「そういえば、零華ちゃんと彩織ちゃんは?」

「先に着いてる筈。連絡では晶子達と合流できたらしいし。」

「そうなんだね。有難う。」



歩いていると、声が聞こえた。
僕はその声が神田さんも含まれてる事が判った。


「深瀬、神田未来に向かって撃ちな。」

「...善いのか?」

「彼奴は下手すれば、特一級異能力者だね...其れの対処だ。」


僕には話の意味が判らなかった。


深瀬さんは少し考えた後、さっき、鍵穴を壊した銃を取り出して、神田さんに向けて撃った。


____________________________
昨日は東京行きましたw

芥川龍之介の生誕地と慶應義塾設立の地?的な場所に行きましたよw(二つとも同じ地区っていうw)

十九__敵ヲ作リ過ギタ、トハ思ワナイ。(零華side)→←十七__手ニ負エナイ異能力者。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す