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公演期間中は、体を壊すこともなかった。
千秋楽が終わった日、私は1人劇場にいた。
壊される一日前の舞台。
もう少しくらい、残してくれてもいいのに。
「キラキラしてたなぁ」
私の人生の中で、こんなにもキラキラした日々があっただろうか。
答えを出すならば、それはもちろんＮＯだし、左京さんに引き取られて、この寮に来てから、毎日キラキラしていた。
熱を出して寝ている時も、咳が出て、泣いている時も。
例外なんてなかった。
幸せだった。
私は、借金を返せたらここから消えなければならないのだろうか。
わからないけど、それが怖い。
「何してんの？」
「至さん」
「咲也みたいな事して」
咲也君も、やるのかな。
こうやって、セットが壊される前の劇場を見て………。
「まぁ、ぶっちゃけ皆やるけど」
それぞれの公演に、それぞれの思い出がある。
当たり前だ。
「そろそろお父さんが心配してこっち来るから、戻った方がいいよ」
「そうですね」
「お疲れ様。どの公演も、凄い活き活きしてたよ」
私は微笑む。
「それなら、良かったです」
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ライ - すごすぎてやばすぎて全俺が泣いたわ、ありがとうございます！作者様のペースで頑張って下さい！ (2020年11月3日 21時) (
レス) id: 58a14b1452 (このIDを非表示/違反報告)
hoshina(プロフ) - なるさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年6月8日 23時) (レス) id: 8ee6c3887f (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - いつも楽しく拝見しています！ゆっくりでいいのでぜひ更新頑張ってくださいね！ (2019年6月8日 22時) (レス) id: 6c98839274 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆友梨ぃ☆
作成日時：2019年3月13日 10時
