story7 ページ9
迅side
「ふぅ〜」
先程の太刀川さんたちとの戦闘を終え、城戸指令たちの所に向かった
“ウチの後輩、空閑遊真のボーダー入隊と引き換えにブラックトリガー風刃を本部に渡す”
その取引により、遊真のボーダー入隊が認められた
(これで少しは良くなるな)
そう思いながら、ぼんちあげを取りだし口に運ぶ
廊下を進んでいくと、先程まで対戦していた太刀川さんと風間さんが待っていた
「よ〜お二人さん、ぼんちあげ食う？」
＿＿＿＿
＿＿
＿
三人で自動販売機のあるところに移動をする
買った飲み物を開けると、太刀川さんが意味不明だな、と言ってくる
「何あっさり風刃渡してるんだよ、勝ち逃げする気か
今すぐ取り返せ、そんでもっかい勝負しろ」
あげたぼんちあげを食べながら言う太刀川さんに格好がつかないなぁと思いながら
太刀川さんに無茶いうねぇと答える
「ブラックトリガー奪取の命令は解除された
風刃を手渡すならわざわざ俺たちと戦う必要はなかっただろ」
風間さんもバリバリとぼんちあげを食べながら言ってくるのに
昨日までだと風刃に泊が足りなかったと伝えると俺たちを使ったのか、と溜息をつかれた
「風刃を売ってまでネイバーをボーダーに入れる目的はなんだ、何をたくらんでる」
「城戸さんにも言われたな〜、別に何もないよ、
可愛い後輩を陰ながらカッコよく支援してるだけだよ
…その遊真っていうのが、結構ハードな人生を送っててさ〜、
俺は、遊真に楽しい時間をつくってやりたいんだ」
俺は、太刀川さんたちとバチバチやりあってた頃が一番楽しかった
ボーダーにはいくらでも遊び相手がいる、きっとあいつも毎日が楽しくなる
そういうと、そんな理由であんなに執着した風刃を手放したのかと風間さんに言われる
「あれは、お前の師匠の形見だろう」
「形見を手放したくらいで最上さんは怒んないよ、
むしろボーダー同士のケンカが納まって喜んでるだろ」
「…それと、もうひとついいか」
今まで黙っていた太刀川さんが口を開く
「なんで今回、Aは参戦しなかったんだ」
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みっちゃん - 初コメです。面白いですね！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2016年4月7日 22時) (
レス) id: 9f39ea5d00 (このIDを非表示/違反報告)
きいろ(プロフ) - とーふ。さん» とーふ。さん>返事が遅くなってしまって申し訳ありません。コメントありがとうございます！更新が遅くなりがちですが、これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします！！（*^^*） (2015年8月16日 15時) (レス) id: 501906a74d (このIDを非表示/違反報告)
とーふ。 - 初コメ失礼します。とても読みやすくて良かったです！これからも頑張って下さい^ ^ (2015年7月15日 22時) (レス) id: cf5f103d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きいろ | 作成日時：2015年5月11日 9時
