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夢主side



彼方は私の幼馴染


小学校から一緒で、もう15年以上の仲になる


そんな私は、もう何年も彼方に恋をしている







きっかけは高校生の時


彼方は高校に入ってから、みんなの人気者だった


幼馴染という立場の私に嫉妬した周りの女子達は、私によく嫌がらせをしてきた





彼方「ねぇ、なにしてんの」



嫌がらせの現場を偶然見られた時、



彼方「こいつ、俺の大事なやつだから手出さないで」



そう言って彼方は私の手を引いて助け出してくれた



彼方「なんかあったらちゃんと言って」




前から一緒にいて、それまでは何も感じなかったのに



少し怒りつつも心配した表情とその言葉に思わずドキッとして



それ以来、私は彼方に恋をしている。








それからしばらく経ったのに未だに辞められない片思い





彼方「今日飯食いに行っていい?」


『ん、いいよ』





気持ちを伝えて、関係が崩れるのが怖い





彼方は私の事、どう思ってるのかな






彼方がこうやって誘ってくれるのは幼馴染だからなのか


それとも、彼方も好きだと思ってくれているのか





わからない、もどかしい







でも彼方が自分に向けてくれる何かが嬉しくて



私は今日も、この関係を超えられない。

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作者名:ほしいも。 | 作成日時:2018年10月26日 17時

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