59丁〜過去編〜 ページ10
これを何回も繰り返したらついに父さんのソレの先っぽが穴に当てられた。ゆっくりと入ってくる。痛くて、穴どころか体が裂けそうだった。小さかった僕の体にはソレは大きすぎるなんてこと誰でも分かるはずだよ。でも父さんはやめなかった。もう、下半身に感覚なんてなかった。死んだようなものだった。
でも、出す時は僕の顔だった。それで僕の自我が戻ったんだ。ハッと目を覚ました。でもその時にはもう遅かった。僕の小さい口にソレが挿れられる瞬間だった。父さんのソレが僕の口を埋める。喉まで達する。息が出来ない。吐きそう。もう涙も出てこない。頭がクラクラする。このまま意識が無くなれば楽になれるのだろうか。そう思って目をつむった。
でも父さんは途中でソレを抜いた。酸素が入ってくる。視界が晴れる。肩で息をする。そして僕が上を向こうとした瞬間、またソレは入ってくる。なんども喉を突く。楽にはなれなかった。そして父さんは僕の口の中に出した。もちろん吐こうとした。でも父さんは口を抑えて「飲め！全部飲め！ほら！早く！」って大声を上げた。飲むしか無かった。吐きそうになりながら飲んだ。飲んだのを確認するとまた口の中にソレを入れてきた。そしてまた飲む、それの繰り返しだった。そしてついに僕は意識を失った。
目を覚ましたら次の日の昼で、隣には裸の父さんが寝ていた。父さんを見た瞬間昨日のことを思い出した。感覚も、味も、全て。そして僕はベッド横に吐いた。それで目を覚ました父さんは怒鳴った。そして僕を殴った。今まで1度もぶたれたことがなかった僕にとって、それは恐怖そのものだった。そして僕の頭を掴んで「片付けろ！」って叫んだ。犬のように従うことを知らない僕は「やだ！」と泣き叫んだ！そしてもう一度殴られた。恐怖のあまり大声を出して泣いた。でも金持ちの父さんの家はそんなんじゃ周りに聞こえなかった。
そして僕の顔を掴んで「笑え！お前はずっと笑ってろ！そしたら俺が片付けてやる！」って言った。だから僕は頷いて笑った。そんな僕をまた鼻で笑った。
僕が6歳になってもそれは何も変わってなかった。変わったといえば僕の心が消えただけ。何をされても笑っていた。それとその頃かな、自分の中で面白いこと考えてれば笑ってられるって思ったの。それと、家事をさせられるようになった。母さんがやっていたことは勿論。今まで父さんの分だった家事もさせられた。そして、僕が失敗すると金曜日にその怒りを体にぶつけられた。他の日は仕事があるから何もされなかった。
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ツクモ - いやもうホント最高でしか無いです…更新楽しみにしてます！ (2023年3月22日 23時) (
レス) @page16 id: 339da5a069 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年3月29日 7時) (レス) id: cb81979de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーと@ x他1人 | 作者ホームページ：http://hitoravu@2014
作成日時：2019年3月29日 1時
