63丁〜過去編〜 ページ14
S.H.I.E.L.D.の施設に入って1週間。検査を受けた後、危険がないと判断され部屋を移されバートンさんと再会した。「元気か?」その一言が暖かかった。精一杯の笑顔で「はい」と答えた。「お前の笑顔は綺麗だな」と頭を撫でられた。今まで笑顔を褒められた後の思い出は嫌なものしかないのだが、何故か凄く嬉しかった。母さんに似てるって言って貰えてる気がした。しばらくすると黒人の眼帯をした男が入ってきた。「ニック・ヒューリーだ。これからよろしく頼む」そう言われた。これから?と思いながら「よろしくお願いします。ニックさん」そう答えた。何故かバートンさんは笑い、ニックさんは驚いてた。
ニックさんは「ニックでいい」と言っていたのでニックと呼ぶことにした。ニックからは夢が広がる話をされた。
「我々S.H.I.E.L.D.は簡単に言えば地球を守る組織だ。宇宙から来る敵に一般人が迎え打つにはいかない。そこで私はアベンジャーズという超人チームを集めたのだ。君には後で会ってもらう予定だ。そこでだ。君は戦えるか?」
ヒドラで武器として前線に出されていたから戦えなくはない。だから頷いた。すると直ぐに「何が出来る?」と聞かれた。だから自分の能力を全て話した。するとニックは
「そうか、期待の即戦力だな。早速なんだがアベンジャーズに入らないか?ヒーローは多い方がいいだろ?」
そう聞かれた。返事にこまりバートンさんを見ると「俺も所属している」と言った。そして母さんは良く「人を為になれる人になりなさい。それには知識も力も必要だから頑張ってね!」と言っていた。3歳の僕でも覚えているくらいよく言っていた。そして僕はもうその力を持っている。それなら答えは決まっている。僕は「入ります。この力でヒーローに…ならせてください」と頼んだ。ニックは大きく笑ったあと「トレーニングはバートンに任せた。能力は似ている。バーナムもきっとバートンのようになれる」と肩に手を置いた後部屋を出ていった。
その後はバートンさんに部屋を紹介され、アベンジャーズと会い、トレーニングを受けた。バートンさんは厳しかったが的を1回も外さなくなった。自分の力の向上に楽しくなって厳しさよりも達成感が上回った。そしてついに、バートンさんにアベンジャーズとして認められた。バートンさんからアベンジャーズに直々に紹介をしてもらい前線に立つようになった。バートンさんのように目立ずにクールなヒーローを目指した。しかし、トレーニングをしてるだけじゃ人のためにならないと思い、バートンさんに事情を説明して企業に入った。
今に至る。
71人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツクモ - いやもうホント最高でしか無いです…更新楽しみにしてます! (2023年3月22日 23時) (レス) @page16 id: 339da5a069 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年3月29日 7時) (レス) id: cb81979de3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まーと@ x他1人 | 作者ホームページ:http://hitoravu@2014
作成日時:2019年3月29日 1時