【黒バス×ハイキュー】赤司『僕の彼女を悪役にするなんて、いい度胸だね』続編

度胸 42 ページ4

A『よ、よろしくお願いします…』







この中には私を疑ってる人もいるよね…
そう思うと上手く喋れない…







黒尾『Aちゃん♪大丈夫大丈夫。君のとこは部員に話して皆理解してるから』


A『！！ほんと…ですか？』


黒尾『おう。ほら見てみ、あそこのモヒカンなんて謝ろうか止めとくべきかですごい動きしてんだろ？笑』


A『…ひひっ笑ホントですね笑』


黒尾『…っ/…おう。落ち着け。ここには敵はいない。』







いいこと言うな…
音駒の皆さんがついてくてたらすごく頼もしい。







それから練習が後半に差し掛かってきた頃、
入り口の扉が勢い良く開けられた。







田中『白夜はいるか！』


A『いますけど…』


西谷『お前っ！また凜花を傷つけやがって！凜花、何されたかこいつらに話してやれ！』


廣瀬『うぅ…またぁドリンク作りらされててぇ…その時にぃお前のチームほんとクソだなって言われてぇ、凜花、悔しくてぇ…！ｸﾞｽｯ…』







私、クソだなんて思ったことない。
酷い人だと思ったけど、それでもずっと前を向いて練習してした人達だから！


それに、ドリンク作らされたのは私…







A『それは違っ『お前みたいなやつを産んだ親を見てみたいぜ！』…親はずっと海外で…だから、親は関係ありません…』


廣瀬『ぇ？Aちゃんの親ってぇ、もう死んだんじゃないのぉ？(なんで？)』


全『え…？』







私の親は海外にいるんでしょ？
死んだの？


分からない。誰かから断言されたわけでもない。
ただ、なんでか両親は海外にいると思ってた…


じゃあ私の親は…？
ワカラナイ…ワカラナイ！ワカラナイ！！







A『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！』







バンッ







赤司『どうした！』


廣瀬『ぁ、赤司くん…Aちゃんに親の話をしたら急に叫んでぇ…』


赤司『お前、Aに親の話をしたのか？』


廣瀬『ぇ、うん…』


赤司『お前っ………くそっ！！！…俺のそばに置いとくべきだった…！！』







叫んだとき私は何か思い出しそうになった。
何か、大切な、重要な事を…


…それは何なの？
ねぇ…どうして？







A『征十郎…？何で、泣いてるの？』


赤司『A…ごめん…もうそろそろ君には言わないといけないのかもしれない。

カメラアイの持ち主について…』


A『カメラアイの持ち主について…？』

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