Happy Villains Story!!【短編集】 (ページ16)

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プンプン！【プリティ・スカー】ページ16

『可愛いですよね、スカーさん』
｢……正気か？｣

リクルーティング前に今日のリクルーターが揃うまでアップルポイズンさんと談話していると、スカーさんが現れた。思ったことを口にしただけで、アップルポイズンさんは、引いていた。
可愛いじゃないですか、スカーさん。
リクルーティング中に可愛い！と言うゲストの方は、良く分かっていらっしゃる……考えてみて下さい。あんなワイルドでセクシーな見た目なのに純粋で一途な女の子なんですよ？ギャップが激し過ぎやしませんか？なのに、プリプリとしているせいで皆さんに誤解されている……そこも含めて可愛い。そして、ポーズも可愛い。

｢ねぇ、A～……｣
『はい、ここにいますよ』
｢今日もダーリンとお仕事デート出来なかった……｣
『元気だしてください、可愛らしい貴女が台無しですよ』
｢キャッ♡ありがとう、A！｣

スキップしながらゲストの挨拶に向かったスカーさん……そのスキップも可愛らしい……と微笑んでいるとマスターが到着した。

｢皆様ようこそ、お集まりいただきました……A、お前一人で勝手な事をするんじゃあない｣
『出過ぎた真似を……以後、気をつけます』

と、言いながらも、リクルーターのダンスを邪魔して自己紹介しました。

『だって、そうしろって……ミスターが言ったんです』
｢ちょっと黙ろうか、A｣