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真実22 ページ23

その後、その場に留まる意味を失ったアイドルらは続々と解散し始めた。「Aに謝らないとな」と呟くものがほとんどであった。

瑞希は未だにうずくまっていた。
隣で誰かが座る音がした。

「……桃李、くん…?」

「ねぇ、水希。あとで一緒に有川に謝りに行こ?

べ、別に僕1人で謝りに行けないわけじゃないから!水希は、1人で謝りに行くの、辛いかな、と思って、」

ごにょごにょと言い訳を並べる桃李に水希はきょとんとした。


「俺もAやゆうたくんに謝らないと。」

もう片方の隣にひなたが座った。

「中々、謝りずらいよね。」

へにゃりと笑うひなたの顔に水希の涙腺はまた緩んだ。

「……ごめんなさい………。」

騙してごめんなさい。嘘ついてごめんなさい。ステージをめちゃくちゃにしようとしてごめんなさい。
何も知らないのに傷つけちゃってごめんなさい。














それでも、私を最後まで気にしてくれてありがとう。



嬉しいと思ってしまうのは反省していない証なのだろうか。いいや違う。今までの私なら、彼らの行動を"当たり前"だと片付けてしまっていたから。

今やっと、空っぽの箱に何かが溜まったような心地がした。

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星宮 その(プロフ) - ゆのんさん» 温かいコメントありがとうございます。私自身、話の流れやオチに様々な葛藤があり、流されることもありましたがそう言ってくださりとても嬉しいです。最後までお読みくださりありがとうございました。またお立ち寄りくださると幸いです🍀 (3月31日 21時) (レス) id: 240e030cee (このIDを非表示/違反報告)
ゆのん(プロフ) - 二回目のコメント失礼します。ここまで面白い作品の評価が殿堂入りじゃないのかが不思議でなりません!とても心地よく読ませていただきました。この作品を書いて下さりありがとうございました。 (3月30日 2時) (レス) @page28 id: 69c19f3dfe (このIDを非表示/違反報告)
ゆのん(プロフ) - は〜…………一気に読んでしまいました。私は時々嫌われ系の夢小説を無性に読みたくなり、読みに来るのですが、ここまでオチに納得したのは初めてです。伏線の回収や、キャラの設定、どれもとても良かったです!面白すぎて、いつの間にか作品を一気に読んでいました! (3月30日 2時) (レス) @page28 id: 69c19f3dfe (このIDを非表示/違反報告)
星宮 その(プロフ) - Not useさん» コメントありがとうございます🤍そう言っていただけて本当に嬉しいです。また気が向いたときに立ち寄ってくださると幸いです🍀改めて、最後までお付き合いくださりありがとうございました。 (2022年12月24日 12時) (レス) id: 240e030cee (このIDを非表示/違反報告)
Not use(プロフ) - 完結お疲れ様でした。とても好きな作品の1つです。 (2022年12月23日 13時) (レス) @page27 id: e53561566d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星宮 その | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月12日 7時

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