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最終日、稲実戦。
8回でノリ先輩は捕まってしまい、4対8で負けてしまったけど、最後まで完投した。

「栄君、片付け手伝おうか?」
「あ、悪い」
「ううん、次の試合稲実と修北の試合だし…、絶対見ておいた方がいいから」
「3チーム総当たり戦、俺こういうの、初めてなんだよな!」
「相手との繋がりがないと中々できない事だからね」
「なんかワクワクしてきた!やっぱ俺も試合でてー!!」
「え、栄君、声抑えてっ」

どこで誰が聞いてるのかわからないんだから…。

「ねえ、そこの元気そうな君」

ほらっ…。

「今日降谷ってやつでる?1年なのにとんでもない球投げるんだろ?」

この声…。

「どんだけ早いか1度みといてやろーって思ってさ」
「今日はあいつなげな」
「だめっ!!」
「えっ、ちょっ!」
「あ、A!!やっぱり青道にいた!!」
「め、めーちゃん」
「何?知り合い?」

めーちゃんとはシニアの頃で数回だけだけど、会ったことがある。もちろん、ゆきくん繋がりで。
最初は女のくせにっ!?とかバカにされたけど、最終的には俺も負けねーって敵同士だけど、ちょっとしたライバルでもあったんだよね。

「というか、でないのまじで!?何!?調子崩してるの!?」
「いや」
「栄君っ」
「いーじゃーん」

情報漏洩、伏せがないと…、あ、もち先輩、ゆきくん。

「このきーっく!」
「ぎゃー!!」
「べらべらとうちの事情喋ろうとしてんじゃねーぞ!このバカが!!」
「え、本当の話を喋ろうとしたの!?」
「バカか」

あ、相手にも言われてるよ…。

「まあ降谷が調子よくねーのはほんとだよ」
「一也、なんかお前が言うと一気に嘘くさくなるんだけど。ねーA! 」
「の、ノーコメント」
「ひっで!!まあそれより、お前今日投げんだろ?」
「投げるよ」
「じゃあしっかりデータとらせてもらおー」

シニアからの付き合いもあって、2人とも仲良いんだよね。

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (4月2日 2時) (レス) @page41 id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星河実羽 | 作成日時:2023年9月12日 22時

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