月に1度の戦い【albedo】 ページ4
冒険者設定です。アルベドさんの口調あやふやだと思います。イシナゲナイデ…前回とは違い暗めな夢主ちゃんじゃないと思います←
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ぅー…お腹が痛い…。
これが何の痛みか…。
腹痛は腹痛でもただの腹痛では無い。女の人なら皆仲間。一緒にこの苦痛を乗り越えていると信じてる…。
たまに裏切られるけど…。
答え?月に1度のあれですよ。あれ。
所謂『女の子の日』と言われるあれでございます。
「きゃ、さりんさん…」
「お疲れ様です。大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃないです…。大丈夫じゃないけどヒルチャール討伐…終わりました…」
「お疲れ様でした。こちらが報酬となります」
くそぅ…。必死に痛みに耐えてるのにはきはきと答えてくるなぁ。
「では次が」
「まだあるの!?」
正直今日は朝から討伐、討伐、討伐、配達、討伐なので勘弁して欲しい…。いやいや待て待て。私なんでこんなに動けるんだ?
理由は簡単、生きるためだっ。宿代大事っ。
「いえ冒険者協会の依頼はないのですが、伝言を預かってまして…」
「伝言?」
「はい。西風騎士団首席錬金術師のアルベド様がドラゴンスパインまで『バターの魚焼き』を持ってきて欲しいと」
………パシリですか?
「聞かなかった事にしていいですか?」
「私は確かに伝えました。ご武運を」
いやいやちょっとご武運をってなんですか。というかもう話を切り上げたように次の冒険者を相手にしないでよキャサリンさん!
諦めるしかないか…。
バターの魚焼き。それはアルベドの大好きな物だ。作ってあったかな…。あ、でかいヒルチャールと戦う時に念の為と思って食べたんだ…。作るところからか…。
材料はある。作ろうと思えば鹿狩のサラさんに使わせてくれるよう頼めばすぐだろう。けれど…。
「なんでよりによって今日を選ぶの…」
彼は気まぐれだ。いや、言い方に語弊がある。
とても研究熱心で、夢中になると睡眠や食事をとることを忘れてしまうくらいだ。
そんな彼と私の出会いは今思えば不思議なものだ。
ドラゴンスパインの麓に居る住民達の依頼中に、魔物が中々手強く、更に寒い中長時間依頼をこなしていたせいか、私の判断が鈍っていた。何とか依頼、その時は人探しだ。その人探しの人を救助し下山をしようとしたが、急いだせいだろうか。ヒルチャールが待ち伏せのように居たのだ。
私は救助した人だけでも降りられるよう、道を作った。その人は上手く逃げ出せたが私は…。
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露雨琶(プロフ) - わぁぁ!原神の短編集なかなかないので、凄く嬉しいです! (2021年1月24日 20時) (レス) id: 79519aaab3 (このIDを非表示/違反報告)
Dell(プロフ) - アルベドの夢小説を探してたら主様がヒットして、拝見させていただいたのですが、とても面白くアルベド推しの僕としてはたまりません…(感動)これからも陰ながら応援させていただきます!更新楽しみにしております! (2021年1月21日 10時) (レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星河実羽 | 作成日時:2020年12月30日 23時