ごーじゅーごー ページ10
コ「園子姉ちゃん達ももらったんじゃない？これに似たカード！」
そう言ってコナン君はカードを私たちに見せました
コナン君の言う通りなので私たちは動揺中
最近の小学生は怖いね
コ「この部屋にいた被害者役の人と一時的に部屋を入れ替わって、訪ねてくる探偵達を騙して迷わせろって書かれてたんでしょ、違う？」
蘭「凄い！さすがコナン君ね！」
世「正解だよ！」
「誰かにノックされて扉を開けたら封筒が落ちていたの
おめでとう！貴は共犯者に選ばれましたって書かれていたそのカードが…
それで、そのカードの言う通りに一応行動したんだけど…」
世「で、その被害者役の客と蘭君達が入れ替わる所でボク達が通りかかって…」
園「指示されたカードを見せてもらって、事情を把握したってわけ！」
ちなみに蘭ちゃんのお父さんは推理クイズの解説を頼まれ、食堂車で待機しているみたいです
世「それより初めましてだよな？
君だろ？灰原って子！君とは1度お話ししたかったんだよね」
ん？
どうしたんだろう
なんか哀ちゃんの様子が変なような気がする
その時、世良ちゃんがいきなり声をだした
世「誰だ!?」
び、びっくりしたよぉ…
世良ちゃんがドアを開けたけど誰もいないです
私たちが驚いてどうしたの？と世良ちゃんに声をかけると
世「今、扉越しに誰かが覗いてたと思ったけど、気のせいかな」
世良ちゃんは廊下を見回し、ドアを閉めました
そして車掌さ死体消失のトリックが解けたと言いに行こうということになり、全員でその車両の一番後ろにいる車掌に伝えに行きました
けれど怪訝な顔をする車掌さん
彼が言うには、今回の推理クイズはまだ出題されていないらしいです
でも私たちは指示カードをもらっている
車掌にカードを見せると『いつもの指示カードと同じような物だが、今回のトリックはそんな物じゃない』と怪訝そうに言いました
「どうなってるの？」
世「こーなったら8号車に行って、被害者役の客に訊いてみるしかなさそうだな」
確かに
あの人からこのカードをもらったんだもん
詳しい話聞いてるよね
そう思ったけど、まさかあの部屋であんなことが起きているとは思わなかった
私はただ、友達と一緒にこの列車に乗っていたかっただけなのに…
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作者名：星河実羽 | 作成日時：2018年2月4日 16時
