【文スト】旧双黒にｶﾝｷﾝなるものをされたのですが(^q^)<ｱﾘｶﾞﾀﾔ【ギャグヤンデレ】

第十話 ページ12

『所で疑問なのですが』

「何だい？」

『太宰さんは探偵社、中原さんはマフィア、芥川くんもマフィアだよね？』

「あっ」

「うっ」

「……っぐ」

『お前ら何してんだよ(＾ω＾)』

太宰さんはむすっとし乍ら蟹缶を開けた。

割り箸で其れを摘まみ、むぐむぐする。

「…だって、探偵社のお仕事楽しくないもの」

『楽しくないだぁ!?録に仕事してないサボり魔が何を申すか！』

中原さんは不機嫌そうに帽子を触っている。

「…瑠璃ともっと一緒に居たいんだよ」

『イケメン発言をしようと私は騙せぬぞ』

芥川くんは紅茶のお代わりをふぅふぅして呑んでいる。

私がちらっと視線を遣ると、芥川くんはハッとした顔をして紅茶を淹れてくれた。

違う、そうじゃない。

『お仕事しない三人は嫌いです』

「其れじゃあ瑠璃ちゃん、私は仕事に行ってくるね」

「俺も仕事を終わらせてくるぜ」

「僕も任務が……」

三人揃って大慌てで出ていった。

『ふっ。………計画通り』

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