【文スト】文スト短編集ですが何か？其の陸【短編集】

夢の中の少女様リク▼敦くんに顎クイからの接吻されましたが何か？ ページ13

現在。

とある重大な任務の完全な終了と望んだ幕引きを祝って、探偵社員総出で行き付けの呑み屋にて宴会をしています。

其処で、与謝野女医にお酒を呑まされてしまい前後不覚になった敦くんを探偵社療に送っている最中の貴女。

足取りの覚束無い敦くんをずるずると引き摺って、社長に預けられたマスターキーを用い敦くんを家に敷かれた蒲団に降ろしました。

貴女が水を汲んで来ようとすると、何時の間にか起きていた敦くんに引っ張られ、当然蒲団に着地します。

何してるの、と顔を赤くして問うた貴女に、敦くんは悪戯っぽい笑みを浮かべて答えました。

「夜に男の部屋に上がり込んじゃったのが葵さんの失敗です…」

熱さを逃すために第三釦迄開けたシャツの隙間から覗く鎖骨と、酔いのせいで赤い頬と、若干荒い息。

普段からは考えられない色気に貴女が目を逸らすと、敦くんは貴女の頤に手を掛け、自分の方へ向かせます。

「ちゃんと、僕を見てください」

ふわりと優しい口付けを貴女に送ってから、敦くんも年相応らしく相好を崩しました。

「僕だって男なんです」

結論:あ、…あ、敦くぅぅッッ

与謝野「お疲れだねェ、葵。腰は大丈夫かい？」

太宰「昨晩はお楽しみだったのだね！いやはや若いですねぇ、与謝野女医？」

与謝野「ふふふ…そうだねェ、妾も見習わなくッちゃァ…」

葵「そんなこと聞かないでくださいよ!!」

敦「セクハラじゃないですかっ!!」

二人「「大人の余裕ってもんさ」」

夢の中の少女様リク・太宰さんに顎クイからの接吻されましたが何か？→←国木田「注意事項だ。メモを取ると良い」

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