魔法少女に怪盗に暗殺！？

終わりへの、始まりー｡2 ページ4

「この方が殺せんせーですか？」

「あぁ、そうだ｡」

「このたび、江古田中学校から、転入してきました。黒鍵彩恵子です。」

「黒羽快斗です。」

「「よろしくお願いいたします。」」

「おや、あなたたちが､転入生の皆さんですね。」

「さっそく、教室へ行きましょう。皆さんが待ってます。」

3人は教室へ移動して､教室のドアを開けた。

「皆さん、おはようございます。」

殺せんせーがクラスの皆に挨拶をする。

「おはようございます！」

殺せんせーの挨拶にクラスの皆が挨拶を返した。

「席についてください。今日は転校生を紹介しますので、発砲はしないでください。」

挨拶に引き続き、殺せんせーが2人の紹介を始めた。

「おおー！」

全員が歓喜の声をあげる。

「先生ー！男？女？」

「どっちもです。」

前原の質問に殺せんせーが答える。

「やったー！」

その答えを聞き、再び全員が喜びの声をあげた。

「では、入ってきてください。」

殺せんせーの合図とともに2人が紹介を始める。

「失礼します。江古田中学校から、転校してきました。黒鍵彩恵子です。よろしくお願いします。」ポン

「黒羽快斗です。同じく江古田中学校から転校してきました。よろしくお願いします。」ポン

彩恵子は赤いバラ、快斗は青いバラを出した。

「すげー！」

その華麗な動きに全員が驚きの声をもらした。

「はい、そろそろ席につきましょうか。そうですねぇ、、、」

「俺の隣の席2つ空いてるから、そこにしなよ。」

「そうですね。じゃああの後ろの席に。あと、烏間先生から、お話があるので、質問タイムは特別に2時間目に。」

赤羽の発言を聞き、殺せんせーが2人を席に誘導し今後の説明を行う。

　 ガラッ

烏間先生が教室に入ってきた。

「皆、聞いたと思うが今日2人の転入生が来てくれた。この2人は運動・学力ともに非常に優れていて、マジックができるそうだ。こいつの暗殺に貢献してくれると、思う。」

「2人には、申し訳ないがそのような理由で転入してもらった。」

烏間先生が2人の詳しい説明を始める。

「先生ー！そういうのずっと気にしないでください。こっちは承知して来たんですから。」

「そうですよ！幼なじみは家近いので、全然大丈夫です！」

烏間先生の謝罪の言葉を聞き、黒羽と黒鍵が烏間先生に言葉をかけた。

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