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第九十二訓  ある意味便利屋な山崎 ページ9

土『……』



土方は、ただAの頭を撫でることしかできない。



貴『う〜〜……スースー』



だが、そのおかげでなのか、Aの表情は柔らかくなった。





カクッ





Aが少し動いて、目を覚ました。



貴『あれ、寝ちゃってた?』



まるで、何も無かったかのように話すA。



少しまだ眠たそうだが。



近『そうだ!何か甘い物買ってくるからな!』



近藤がそう言って出ようとすると、



沖『じゃあ、近藤さん。チョコで。』



土『どうせ頼むならお前が買って来い。』



いつもの言い合いを始める二人。



何も聞かないのは、やはり優しさか。





山『失礼します!書類を…』





沖『おいザキ!お前が何か買って来い。』



山『ええェェェェ!!何で急にィィィィ!?』



入っていた山崎にはいつも通りのパシリが発動。



貴『じゃあ、私は三色団子。』



沖『俺はブラックチョコで。』



近『俺はお妙さんで!』



土『俺はコーヒーで。』



勝手にメモ帳に書いていく沖田たち。



山『ハァ、三つ目は無理ですけど。行って来ます。』



メモ帳を持って出て行った山崎。



静かになった空間で、



土『三色団子なんて、お前にしては地味なの選んだな。』



貴『そうかなぁ、私が一番好きになった物だからさ。』




遠くを見て言ったAは、昔を懐かしんでいるようだった。

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設定タグ:銀魂 , 真選組 , 土方十四郎   
作品ジャンル:恋愛
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ヨッシー(プロフ) - アセロラ大福さん» 申し訳ないです!修正しました!ご指摘ありがとうございます! (2016年5月8日 22時) (レス) id: 938055d48b (このIDを非表示/違反報告)
アセロラ大福(プロフ) - すみません!訂正なんですけど第111訓の沖田のセリフの「(名前)姐」ってとこが「美乃姐」になってますよ!上から物言ってるみたいに聞こえたらほんとすみませんっ(;・∀・) (2016年5月8日 21時) (レス) id: 1fd2749c0b (このIDを非表示/違反報告)
妖桜(プロフ) - ヨッシーさん» テヘペロ♪← (2015年9月5日 6時) (レス) id: f87167202e (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 妖桜さん» もうよくわからん♪← (2015年8月31日 9時) (レス) id: cbaaf4872b (このIDを非表示/違反報告)
妖桜(プロフ) - 爺さんとサボテンと私♪|7|7|〃|ズルッ…ヾ(´ー`)b スベッタ! (2015年8月31日 6時) (レス) id: f87167202e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨッシー | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyoui1/  
作成日時:2015年5月4日 15時

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