【銀魂】副長補佐は、甘党で…【土方十四郎】

第百十訓　　謎の感情　　貴方side ページ27

会議が終わり、私は自室に戻ってきた。



そして、



ドサッ



布団にダイブした。



貴『はぁ』



私は会議が始まる前、つまり朝のことを思い出していた。







土『A、居るか？』



朝早くにトシが部屋を訪ねてきて、



貴『トシ、どうしたの？』



土『いや、実はな……』



早朝に上様からのお達しがあって、キャバクラで酒飲む事になった、と。



もちろん、私は驚いた。けど、顔には出さなかった。



トシが、凄い申し訳なさそうな顔してたから。



土『本当なら断りてェんだが。』



貴『何言ってんだよ、行って来いよ。上様からの指名だぞ？』



断ったら、切腹だってあるかもしれないし。



貴『たまには生き抜きも大切だよ。』



土『悪いな。会議でこの話出ると思うから。』



貴『分かった。』



そう言って、トシは出て行った。








正直言えば、トシはキャバクラでモテる。



ということは、女の人からの注目が集まるわけで。



けど、この前の写真がどうとかの事件で色々そういうのは解決したから。



まぁ、大丈夫なハズなんだけど。



何かモヤモヤする。



何かイラつく。



この感情は何？

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