第四十八訓 分からせてやる ページ7
銀『血に濡れてようが野郎は気にしねェだろ。』
貴『……』
銀時の言葉を聞いて黙るA。
銀『まぁ、お前も直に分かるさ。』
静かになった空間。Aは銀時の方を向き、
貴『銀さん、アンタは何がしたい。』
何故そんなに土方と自分の関係を気にするのか。
銀『仲間が躓いてるのを見たら放っておけない主義なんでな。
背中を押してやりてぇ。それだけだよ。』
銀時はAの頭を撫でながら言った。
Aは顔を背ける。
銀『お〜、どうした?もしかして照れちゃった?』
貴『んなワケないじゃん。』
銀時はそのまま、ぐしゃぐしゃと頭を撫で続ける。
Aも抵抗はしなかった。
----------------------------------
沖『土方さん、男の嫉妬は見苦しいですぜィ。』
土『うるせぇ。』
Aたちから少し離れた場所に土方たちは居た。
ちなみに、二人の会話は丸聞こえだった。
沖『あの二人、意外と絵になってますねィ。』
土『どうだか。』
沖『Aの頭撫でんのは俺の役目だったのに、とか思ってんでしょ。』
土『んなこと思ってねェよ!』
少しからかって言ったつもりだったが、図星だったらしい。
沖『そんな様子じゃA姐は気付きませんぜ。』
沖田は今度こそからかたのだが、
土方は吸っていたタバコを捨て、
土『いずれ分からせてやるさ。』
それだけ言い、近藤たちの所に戻ってしまった。
沖『A姐、アンタが野郎の言葉聞いたらどうなるんだか。』
沖田はAたちの方を向き、土方の後に続いた。
第四十九訓 花見で話すことはもうちょい落ち着いたものを→←第四十七訓 真逆の存在
339人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リアルマヨラー - この話とっても好きです!他の作品でも頑張ってください! (2020年2月26日 17時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 摩美さん» マジですか!?めっちゃ嬉しいです! (2018年4月7日 8時) (レス) id: 42c37de243 (このIDを非表示/違反報告)
摩美 - 感動して泣いてしまったよ... (2018年4月7日 1時) (レス) id: 24a291c902 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 松本芽吹香さん» 場所によっては見れない場所がありますもんね。youtubeは画質良いのでじっくり見ちゃってください! (2017年8月8日 16時) (レス) id: 3f13b37595 (このIDを非表示/違反報告)
松本芽吹香 - ヨッシーさん、私、 テレビで銀魂が見れないんですー!(泣)でも、YouTubeでは見ます!(61訓についてのコメです!) (2017年8月8日 16時) (レス) id: df69819376 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヨッシー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyoui1/
作成日時:2015年3月29日 16時