【銀魂】副長補佐は、サボり魔で…【土方十四郎】

第五訓　　鋭いヤツ　　銀時side ページ7

『おぉ！確かに今週はヤバイね！！』



と言いながら楽しそうに俺のジャンプを読んでいる女。




前田A＿＿＿。




真選組で大串君の補佐をしている、唯一の女隊士。



見た目も綺麗だし、スタイルも申し分ないから、隊士から狙われてんじゃね？とか思ったり…



けど、総一郎君から聞いた話によると。



Aは剣で突きをするのが得意らしい。



Aはその正確さと速さで敵の弱点を突く。



それ以外にも剣術は並みより上のレベルだ。



たいしたもんだよな。




普通に過ごしてれば、甘いモン好きな女なのにな。




『銀さんどうした？ボーっとして』



『いや〜、ちょっと眠くてよ』



『ふ〜ん』



仲良くなって分かったこと、コイツは色々鋭い。



一番最初に俺が白夜叉だと気づいたのはAだった。



確か、紅桜の件が終わって暫く経ったときだった。









『銀さんって白夜叉でしょ。』





いきなりそんなことを言われた。

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